ジャッジ用詳細ルール || リセ オーバーチュア トレーディングカードゲーム

ジャッジ用詳細ルール || リセ オーバーチュア トレーディングカードゲーム

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ジャッジ用詳細ルール

0001 前文
■前文
○主旨
 本文書は「LYCEE OVERTURE」トレーディングカードゲーム(以下リセ)の裁定発行に際して利用されている各種ルールをまとめたものです。

 本文書はジャッジの裁定発行のための参考資料として利用されることを目的として公開されます。

 2017年02月24日 LYCEE OVERTURE リリースに伴い改版
 2017年05月06日 ジャッジ向け資料公開に伴い改版
 2017年05月26日 Verブレイブソード×ブレイズソウル 1.0発売に伴い改版
 2017年08月30日 Verガールズ&パンツァー戦車道大作戦! 1.0発売に伴い改版。(0603 宣言:宣言/0902 効果:誘発型効果/1100 基本能力)
 2017年12月22日 Verゆずソフト 1.0発売に伴い改版。(0214 カード:共通項目:配置制限/0810 行動:キャラクターカードの使用(キャラを登場する)/1100 基本能力)
 2018年04月27日 Verオーガスト 1.0発売に伴い改版(1100 基本能力)
 2018年08月10日 Verガールズ&パンツァー最終章 1.0発売に伴い改版(0220 カード:キャラクターカード/0225 カード:キャラクターカード:チーム)
 2018年10月19日 Verビジュアルアーツ 1.0発売に伴い改版(1100 基本能力)
 2018年12月01日 文書管理機能の実装(以降の改版状況は文書管理ページをご確認下さい)

○拘束力
 あらゆる裁定はリセオーバーチュア公式ホームページ(https://lycee-tcg.com/)上で公開されるQ&Aを含む各種裁定を基準とし、本文書の信頼性はあらゆるルール裁定(Q&A・ジャッジ裁定等)に劣ります。本文書はあらゆるルール裁定・カード記載内容に関する反論・反証の根拠になり得ません。

○免責事項
 本文書の内容に関する一切のお問い合わせ(質問・ご要望等)には応じかねます。
 本文書の内容は常に最新ではなく、あらゆる例文は全ての事例を網羅するものではありません。


■凡例

〇プレイヤーの表記

 TP ターン進行中プレイヤー(TurnPlayer)
 NTP 非ターン進行中プレイヤー(NonTurnPlayer)

○個数の表記
 本文中の個数の表記に関しては便宜上Xつと表記されます。
  1つ2つ3つ…10つ、11つ。
 「0つ以上」はその情報が無い状態を示します。0つの情報はその情報を「持たないこと」を示します。(例:基本能力を持たない、特殊能力を持たない。)

【NOTES】 制作側のコメントです。

■将来
 本文における情報の定義は、ルール・カードの効果等により設定される情報の全てについて解説するものではありません。また、将来拡張されるカードについても必ずしも整合するものではありません。

0100 プレイヤー
☆プレイヤー
■プレイヤー
○人数
 ゲームは2人のプレイヤーにより進行されます。

○相手・自分
 プレイヤー自身は「自分」です。
 自分を除くプレイヤー1人は「相手」です。
0101 プレイヤー:情報
■プレイヤー:情報
○場
 ゲーム開始時、1人のプレイヤーは1つの場を得ます。
 (<場>を参照)

○デッキ
 ゲーム開始時、1人のプレイヤーは1つのデッキ(置き場)を得ます。
 プレイヤーは予め準備したデッキ(カード)を自分のデッキ(置き場)に置きます。
 (<デッキ>を参照)

○手札
 ゲーム開始時、1人のプレイヤーは1つの手札(置き場)を得ます。
 (<手札>を参照)

○ゴミ箱
 ゲーム開始時、1人のプレイヤーは1つのゴミ箱(置き場)を得ます。
 (<ゴミ箱>を参照)

○特別なカード置き場
 ゲーム開始時、1人のプレイヤーは0つ以上の特別なカード置き場を得ます。
 (<特別なカード置き場>を参照)

○宣言状態カード置き場
 ゲーム開始時、1人のプレイヤーは1つの宣言状態カード置き場を得ます。
 (<宣言:宣言>を参照)

NOTES:宣言状態カード置き場は、宣言状態のカードや情報を手札から分離するために、一時的に利用される内部処理のためのカード置き場です。一般的には「カードが宣言状態である」として解説され、その操作は、このカード置き場に置かれることを指します。


○横
 ゲーム開始時、1人のプレイヤーは無限の「横」を得ます。
 (<横>を参照)

○シールド(2022/10/21 追記)
 ゲーム開始時、1人のプレイヤーは1つのシールド(置き場)を得ます。
 (<シールド>を参照)
0110 デッキ(カード)
■デッキ(カード)
 「デッキ(カード)」は、ゲーム開始前にプレイヤーが準備するカードの集合です。

○デッキ(カード)の個数
 1人のプレイヤーはデッキ(カード)1つを準備します。

○デッキ(カード)の枚数
 1つのデッキ(カード)に含まれるカードの枚数は合計60枚です。

○同番号カード(カード)の枚数
 1つのデッキ(カード)に含まれる同番号のカードは4枚以下です。
 (<カード:共通項目:カード名>を参照)

※スペアカードについてはレギュレーションにより規定されます。
※シングルレギュレーション、ミックスレギュレーション等の特殊な構築に関してはレギュレーションにより規定されます。

〇構築制限 (2017/10/27追記)
 1つのデッキに含まれる全てのカードの「構築制限」の条件は全て満たされている必要があります。

 ・禁止(2021/12/23追記)
 構築制限に「禁止」の記載がある場合、全てのカードは「構築制限」の「禁止」全ての条件を満たさない必要があります。

 NOTES:「構築制限:【[日]】【禁止:EXが1のイベント】」と記載された場合、日属性であっても「EXが1のイベント」をデッキに含めることはできません。

○リーダー(2017年2月23日追記)
 1つのデッキ(カード)に含まれる「リーダー」のカードは1枚以下です。

 NOTES:リーダーは構築時・ゲーム開始時の手順についてデッキのカードと異なる操作を行いますが、ゲーム中の挙動は通常のデッキ内のカードと同様に行われます。
0200 カード
☆カード
■カード
○総則
 本ゲームは「リセのカード」を使用します。

※「リセのカード」とは、シルバーブリッツが定める諸規則に従い定義されるリセのゲーム用カードを指します。

○カード
・カードの裏
 全てのカードについて、同一の絵柄が印刷された面を「裏」「裏面」「共通面」と呼称します。

・カードの表
 「裏」でない面を「表」「表面」「情報面」「ゲーム面」と呼称します。

・カードの上
 カードの裏面を目の前に立てた状態で設置し、カードの裏の「LyceeOverture」のロゴを正位置に置いた状態の上方を「上」「上側」と呼称します。

・カードの下
 「上」の反対方向を「下」と呼称します。

 NOTES:効果等で記載されるカードの「下」とは異なります。通常、効果等で本項の「カードの下」が参照されることはありません。(2023/08/09追記)

・縦向き
 カードの上側を上方向、もしくは使用者から見て奥に配置した状態を「正位置」「縦」「縦向き」と呼称します。

・横向き
 カードを正位置から時計回りに90度回転させた状態を「横」「横向き」と呼称します。

 NOTES:上記はあくまで目安です。「カードを横にする」操作の結果、正確に90度横でなくてもルール違反にはあたりません。

0201 カード:情報
■カード:情報

○持ち主
 ゲーム開始時、カードには「持ち主」の情報が与えられます。
 持ち主は、そのカードを含むデッキを使用するプレイヤーです。
 カードの持ち主の情報はゲーム中、変更されません。

○元の情報
 カードには、カードの情報が記載されています。これらの情報を「カードに記載された情報」または「元の情報」と呼称します。

※例:元のAP = ゲーム中のAPの変更にかかわらず、カードに記載されているAP

○情報
 カードの情報はルール・効果による処理により変更・追加されます。但し「元の情報」は変更されません。


○初期情報・基本値
 ゲーム開始時、カードの情報にはそのカードの「元の情報」が設定されます。
 ゲーム中、ルール・効果による処理により情報が変更されていない状態のカードの情報は「元の情報」です。

○公開・非公開
 カードは公開もしくは非公開です。
 公開・非公開の情報はカードごとに2人のプレイヤーそれぞれに対して設定され、表向き・裏向きの情報に優先されます。

 ※通常、カードの公開・非公開の情報は、そのカードが置かれた場所によって変更されます。

○表向き・裏向き
 カードは表向きまたは裏向きです。
 表向き・裏向きの情報はカードごとに設定されます。

・表向き
 表向きのカードは、カードの表面と裏面を全てのプレイヤーが見ることができる状態です。

・裏向き
 裏向きのカードは、カードの表面を全てのプレイヤーが見ることができない状態です。

0210 カード:共通項目
■カード:共通項目
○カード名
 カード1枚は1つのカード名を持ちます。

○属性
 カード1枚は1つの属性を持ちます。

○使用代償
 カード1枚は1つの使用代償を持ちます。

○カード種類
 カード1枚は1つのカード種類を持ちます。

○タイプ
 カード1枚は0つ以上のタイプを持ちます。

○拡張処理
 カード1枚は0つ以上の拡張処理を持ちます。
 拡張処理はカードの効果とは別に設定される処理です。通常、テキストボックス内に記載されます。
 拡張処理はカードの効果に優先します。

○特別処理
 カード1枚は0つ以上の特別処理を持ちます。
 特別処理はカードの効果とは別に設定される処理です。通常、テキストボックス内に記載されます。
 特別処理はカードの効果に優先します。

 例:
 ※このカードのカード名は「○○○○」としても扱う。
 ※このキャラは行動済み状態で登場する。

○補足
 カード1枚は0つ以上の補足を持ちます。
 補足はカードの説明を記載した文章です。通常、難解な効果の解説が記載されます。
 補足はカードの内容に関する説明であり、ルール上の処理を追加するものではありません。

○原作表記(ブランド)
 カード1枚は1つ以上の原作表記を持ちます。

 [NOTES}
 同ブランド内で原作表記の異なるバージョンについては、別途案内されます。

〇構築制限 (2017/10/27追記)
 カード1枚は0つ以上の構築制限を持ちます。

 特に記載がなければ、構築制限の条件は、「表記されたブランドのデッキにのみ入れることができる。」です。

○バージョン表記
 カード1枚は1つのバージョン表記を持ちます。
 バージョン表記は、カードバージョンによる、カード内容の管理を企図しており、これについては別に定めるガイドライン等により設定されます。

○イラストレーター表記
○製造表記
○版権表記
○レアリティ表記
 カード1枚は1つ以上のイラストレーター表記・製造表記・版権表記・レアリティ表記を持ちます。これらは通常、ゲームで利用されません。

0211 カード:共通項目:カード名
■カード:共通項目:カード名
 カード名の情報は文字列です。

・上限
 カード名の上限は128文字です。

・下限
 カード名の下限は1文字です。

・キャラクター名・サブネーム
 キャラクターカードのカード名は、キャラクター名とサブネームが含まれます。

・同名(同カード名)
 記載が同一であれば、同名と判定します。

 漢字・ひらがな・カタカナはそれぞれを別の記載と判定します。
 記号の半角・全角・フォントサイズは判定しません。

 ※キャラクターカードの「同名」はサブネームとキャラクター名の両方の一致が同名です。(カード:キャラクターカード:キャラクター名を参照)
 ※キャラクターカードについては、可読性を目的として「同姓同名」と表記する場合があります。


0212 カード:共通項目:属性
■カード:共通項目:属性
 属性の情報は、下記のそれぞれについての、所持・不所持の情報によって構成されます。

 ・雪
 ・月
 ・花
 ・宙
 ・日

 ※[花]属性のキャラに[花]属性を与える処理を行った場合、そのキャラは[花]属性のキャラになります([花][花]属性にはならない)。上記例から更に[花]属性を失う処理を行った場合、過去の履歴にかかわらず無属性になります。

○無属性
 雪・月・花・宙・日の全ての属性の情報について所持していない場合、そのキャラは「無属性」です。

※無属性は全ての属性が不所持の状態を示す用語です。それ自体は属性ではありません。
※無属性のコスト1つの支払いは、あらゆる属性のコスト1つによって満たされます。
※無属性のカード1枚は、無属性のカードに該当し、その他の属性のカードに該当しません。

【NOTES】仕様代償の処理について、無属性1点は、あらゆるコスト1点によって仕様代償を満たしますが、カードの効果等で「無属性のキャラ…」と指示される場合、無属性のキャラのみを指し、属性を持つキャラは「無属性のキャラ」とは見なされません。
0213 カード:共通項目:使用代償
■カード:共通項目:使用代償
 カード1枚は1つの使用代償を持ちます。
 (<使用代償>を参照)

0214 カード:共通項目:配置制限
■カード:共通項目:配置制限(フィールド制限)
 カード1枚は1つの配置制限を0つ以上持ちます。
 (<行動:キャラクターカードの使用(キャラを登場する)>を参照)

 配置制限の情報は下記のそれぞれについての、使用可能・使用不可能の情報によって構成されます。

 ・左列の味方AF
 ・中央列の味方AF
 ・右列の味方AF
 ・左列の味方DF
 ・中央列の味方DF
 ・右列の味方DF
0220 カード:キャラクターカード
■キャラクターカード
○カード種類
 カード種類が「CHARACTER」と記載されたカードは「キャラクターカード」です。

 ※キャラ、もしくはキャラクターとも呼称します。

○キャラクター名
 キャラクターカードは1つのキャラクター名を持ちます。

○サブネーム
 キャラクターカードは1つのサブネームを持ちます。

○AP(攻撃力)
 キャラクターカードは1つのAPを持ちます。

○DP(防御力)
 キャラクターカードは1つのDPを持ちます。

○SP(サポート)
 キャラクターカードは1つのSPを持ちます。

○DMG(ダメージ)
 キャラクターカードは1つのDMGを持ちます。

○EX(エクストラ)
 キャラクターカードは1つのEXを持ちます。

○基本能力
 キャラクターカード1枚は0つ以上の基本能力を持ちます。

○特殊能力(能力)
 キャラクターカード1枚は0つ以上の特殊能力を持ちます。

○チーム
 キャラクターカード1枚は0つ以上のチームを持ちます。

○手札宣言能力
 キャラクターカード1枚は0つ以上の手札宣言能力を持ちます。

0221 カード:キャラクターカード:キャラクター名・サブネーム
■カード:キャラクターカード:キャラクター名

 キャラクター名の情報は文字列です。

・上限
 カード名の上限は64文字です。

・下限
 カード名の下限は0文字です。

・同キャラ名(同姓同名)
 キャラクター名の記載が同一であれば、同キャラ名と判定します。

 漢字・ひらがな・カタカナはそれぞれを別の記載と判定します。
 記号の半角・全角・フォントサイズは判定しません。

・同サブネーム
 サブネームの記載が同一であれば、同サブネームと判定します。

・名字・名前
 キャラクターカードのカード名について、名字、名前、ミドルネームに文字列を分離する場合、分離の手法は原作設定に準じるものとします。

■カード:キャラクターカード:サブネーム

 カード名の情報は文字列です。

・上限
 カード名の上限は64文字です。

・下限
 カード名の下限は0文字です。

・同名(同姓同名)
 記載が同一であれば、同名と判定します。

 漢字・ひらがな・カタカナはそれぞれを別の記載と判定します。
 記号の半角・全角・フォントサイズは判定しません。

 ※キャラクターカードについては、可読性を目的として「同姓同名」と表記する場合があります。

・名字・名前
 キャラクターカードのカード名について、名字、名前、ミドルネームに文字列等に分離する場合、分離の手法は原作設定に準じるものとします。(別途FAQ等で案内を行います)

0222 カード:キャラクターカード:AP・DP・SP・DMG
■カード:キャラクターカード:AP・DP・SP・EX
○AP(攻撃力)
 APの情報は1つの整数です。

○DP(防御力)
 DPの情報は1つの整数です。

○SP(サポート力)
 SPの情報は1つの整数です。

○DMG(ダメージ)
 APの情報は1つの整数です。

○EX(エクストラ)
 EXの情報は1つの整数です。

○上限
 AP・DP・SP・DMG・EXの上限は127です。
 127を超える数値は全て無限大(∞)とします。

○下限
 APの下限は-127です。
 -127未満の数値は全て-無限大(-∞)とします。

○無限大(∞)
 無限大とは+127を指します。

○-無限大(-∞)
 -無限大とは-127を指します。

○0による除算
 0による除算の解は元値と同じとします。
 ※1/0=1とします。

0223 カード:キャラクターカード:基本能力
■カード:キャラクターカード:基本能力
基本能力は次の情報で構成されます。

・基本能力名
・使用代償

○基本能力
 キャラクターカード1枚は基本能力を0つ以上持ちます。
<基本能力>を参照)

○使用代償・効果
 使用代償・効果は基本能力名の右もしくは下方にアイコンもしくは青文字もしくは「:」で区切って記載されます。

NOTES:[ステップ]を2つ得た場合、[ステップ]を2回使うことが可能です

0224 カード:キャラクターカード:特殊能力
■カード:キャラクターカード:特殊能力
○構成
 特殊能力は次の情報で構成されます。

 ・使用代償
 ・効果型
 ・効果


○使用代償
 特殊能力1つは1つの使用代償を持つ場合があります。
 通常、使用代償は特殊能力名の右もしくは下方にアイコンもしくは青文字もしくは「:」で区切って記載されます。
 使用代償の記載が無い場合、その使用代償は使用代償の情報を持ちません。


○効果型
 特殊能力には効果型が併記されます。
0225 カード:キャラクターカード:チーム
■カード:キャラクターカード:チーム
○構成
 チームは次の情報で構成されます。

 ・条件(タイプ・カード数)
 ・効果

○基本能力
 キャラクターカード1枚はチームを0つ以上持ちます。

○効果型
 チームは常時型効果です。

○条件・効果
 このキャラクターカードは次の条件を満たしている間、記載された効果(能力値修正)を得ます。

 ・場に登場している指定されたタイプの味方キャラクターカードの枚数が、指定されたカード数よりも多い

 NOTES:同じ枚数の場合は条件を満たした扱いにはなりません。また、味方キャラクターカードの枚数には、このキャラ自身も含まれます。
0226 カード:キャラクターカード:手札宣言能力
■カード:キャラクターカード:手札宣言能力
○構成
 手札宣言能力は次の情報で構成されます。

 ・使用代償
 ・効果型
 ・効果


○使用代償
 手札宣言能力1つは1つの使用代償を持つ場合があります。
 通常、使用代償は特殊能力名の右もしくは下方にアイコンもしくは青文字もしくは「:」で区切って記載されます。
 使用代償の記載が無い場合、その使用代償は使用代償の情報を持ちません。


○効果型
 手札宣言能力の効果は宣言型効果です。

0229 カード:キャラクターカード:情報
■カード:キャラクターカード:情報
○行動状態
 フィールドに置かれたキャラクターカードは行動済み状態または未行動状態です。
 フィールドに置かれていない間、この情報は失われます。

・未行動状態(未行動)
 キャラクターカードを縦向きにします。

・行動済み状態(行動済み)
 キャラクターカードを横向きにします。

○カード置き場
 フィールドに置かれたキャラクターカードはカード置き場です。
 フィールドに置かれていない間、この情報は失われます。

・カードの破棄
 キャラクターカードがフィールドから、他のカード置き場に移動したとき、このキャラクターカードに置かれた全てのカードを破棄します。

・アイテムカードの装備
 キャラクターカードにはアイテムカード1枚を置く(装備する)ことができます。

・アイテムカードの上限
 1枚のキャラクターカードに置くことができるアイテムカードの上限は1枚です。

・アイテムカードの上限を超えた装備の禁止
 アイテムカードが置かれているキャラクターカードに、新たにアイテムカードを置く場合、そのアイテムカードは置かれることなく破棄されます。

・アイテムカードの重複の禁止
 キャラクターカード1枚にアイテムカードが上限を超えて置かれたとき、後に置かれたアイテムカード1枚を破棄します。

0230 カード:イベントカード
■カード:イベントカード
○カード種類
 カード種類が「EVENT」と記載されたカードは「イベントカード」です。

 ※イベントとも呼称します。

○効果
 イベントカード1枚は1つの効果を持ちます。
 イベントカードの効果は宣言型効果です。

0240 カード:アイテムカード
■カード:アイテムカード
○カード種類
 カード種類が「ITEM」と記載されたカードは「アイテムカード」です。

 ※アイテムとも呼称します。

○効果
 アイテムカード1枚は1つの効果を持ちます。
 アイテムカードの効果は常時型効果です。

 ・処理
 このアイテムカードがキャラクターカードに置かれている間、効果を処理します。

 ・発生源
 常時型効果の発生源は、この効果を持つアイテムカードです。

 ・例外
 効果の内容として、規定された処理外の処理期間が指定されている場合、その記述を優先します。

〇効果の付与
 カードの効果として[宣言][コスト][誘発]等、効果の記載がある場合、アイテムカードを装備したキャラクターはその効果を得ます。そのキャラクターの使用者はその効果を使用することができます。

NOTES:例えば、コスト型効果を得た場合、その効果を使用代償支払い時に使用することができます。

0250 カード:エリアカード
■カード:エリアカード
○カード種類
 カード種類が「AREA」と記載されたカードは「エリアカード」です。

 ※エリアとも呼称します。

○効果
 エリアカード1枚は1つの効果を持ちます。
 エリアカードの効果は常時型効果です。

 ・処理
 このエリアカードがフィールドに置かれている間、効果を処理します。

 ・発生源
 効果の発生源は、この効果を持つエリアカードです。

 ・例外
 効果の内容として、規定された処理外の処理期間が指定されている場合、その記述を優先します。

〇エリアカードの効果
 エリアカードの効果として[宣言][コスト][誘発]等、効果の記載がある場合、エリアカードを使用しているプレイヤーはその効果を使用することができます。

 ・処理
 このエリアカードがフィールドに置かれている間、効果を処理します。

 ・発生源
 効果の発生源は、この効果を持つエリアカードです。

 ・例外
 効果の内容として、規定された処理外の処理期間が指定されている場合、その記述を優先します。


※NOTES:エリアカードの効果はプレイヤー自身が使用します。一部のアイテムのようにアイテムを装備したキャラが効果を得、それをキャラの能力として使用する。という挙動ではありません。また、キャラが配置されていなくても処理可能です。
※NOTES:「このキャラ」等の文言はエリアと同じフィールドに配置されているキャラクターを指します。
※NOTES:エリアカードの効果は特記無き限り常時型です。ただし、多くのエリアにおいては[宣言]等の記載があり、それぞれの効果型で処理される点に留意してください。

0300 場
☆場
■場
○自分の場の構成
 「場」は6つの「フィールド」で構成されます。
 場は自分から見て以下のように配置されます。

※配置例A

  中
左 央 右
列 列 列

G H I AF
J K L DF


G 左列の味方AF
H 中央列の味方AF
I 右列の味方AF
J 左列の味方DF
K 中央列の味方DF
L 右列の味方DF

※プレイヤー同士が向かい合っていると仮定した場合、画面下方が手前、上方が奥(相手側)です。

○相手の場の配置
 相手の場は自分の場に対して点対象に配置されます。

※配置例B

  中
左 央 右
列 列 列

A B C 相手のDF
D E F 相手のAF
G H I 自分のAF
J K L 自分のDF

○列
 縦方向に並んだ4つの相手と自分のフィールドを列と呼称します。

・同列
 列の指定は相手の場のフィールドも含みます。

 配置例Bの場合、それぞれ以下のように呼称されます。

   中
 左 央 右
 列 列 列
 
 A B C
 D E F
 G H I
 J K L

 ADGJ,BEHK,CFILはそれぞれ同列です。
 列の指定はその効果の使用者を基準とした位置指定により行われます。

○オーダー
 横方向に並んだ3つのフィールドを「オーダー」と呼称します。


・同オーダー
 配置例Bの場合、それぞれ以下のように呼称されます。

 ABC 相手DF
 DEF 相手AF
 GHI 味方AF
 JKL 味方DF

 ABC,DEF,GHI,JKLはそれぞれ同オーダーです。
 オーダーの指定はその効果の使用者を基準とした位置指定により行われます。

○方向
 フィールドの前後左右1方向を、そのフィールドの方向(前方・後方・左方・右方)と呼称します。

 この場合、そのフィールドは含みません。

 また、フィールドの前方から時計回りに45度を右前方・135度を右後方・225度を左後方・315度を左前方と呼称します。

NOTES:配置例Bについて、Kの前方はBEHです。Jの右方はKLです。Iの左前方はEAです。Iの左後方はKです。

○隣接
 フィールドの前後左右1マスを、そのフィールドに隣接したフィールドと呼称します。

NOTES:配置例Bについて、Eに隣接したマスはBDFHです。ACGIは隣接したマスではありません。
0310 場:フィールド
■場:フィールド
「フィールド」はキャラクターカードの置き場です。

※通常、1人のプレイヤーは6つのフィールドを持ちます。

○公開
 フィールドに置かれたカードは表向きで全てのプレイヤーに公開されます。

○上限
 フィールド1つには、キャラクターカード1枚と、そのキャラクターカードに与えられたカード0枚以上と、エリアカード1枚を置きます。

○空きフィールド
 キャラクターカードの置かれていないフィールドを「空きフィールド」と呼称します。

○味方フィールド
 フィールドの使用者は、そのフィールドを含む場を得ているプレイヤーです。(そのフィールドはそのプレイヤーの「味方フィールド」と呼称されます。)

○味方キャラクターカード
 フィールドに置かれたキャラクターカードの使用者は、そのフィールドの使用者です。(そのキャラクターカードはそのプレイヤーの「味方キャラクターカード」と呼称されます。)

○味方エリアカード
 フィールドに置かれたエリアカードの使用者は、そのフィールドの使用者です。(そのエリアカードはそのプレイヤーの「味方エリアカード」と呼称されます。)

○キャラクターカードの重複する移動の禁止
 キャラクターカードが置かれているフィールドを対象にした移動が処理される場合、その移動は失敗します。

○キャラクターカードの上限を超えた登場の禁止
 キャラクターカードが置かれているフィールドに、新たにキャラクターカードを登場する場合、そのキャラクターカードは登場することなく破棄されます。

○キャラクターカードの重複の禁止
 フィールド1つにキャラクターカードが2枚置かれたとき、後に置かれたキャラクターカード1枚を破棄します。

○エリアカードの重複する移動の禁止
 エリアカードが置かれているフィールドを対象に、エリアカードの移動が処理される場合、その移動は失敗します。

○エリアカードの上限を超えた配置の禁止
 エリアカードが置かれているフィールドに、新たにエリアカードを配置する場合、そのエリアカードは配置することなく破棄されます。

○エリアカードの重複の禁止
 フィールド1つにエリアカードが2枚置かれたとき、後に置かれたエリアカード1枚を破棄します。
0400 ゴミ箱
☆ゴミ箱
■ゴミ箱
「ゴミ箱」はカード置き場です。

※通常、1人のプレイヤーは1つのゴミ箱を持ちます。

○公開
 ゴミ箱に置かれたカードは表向きで全てのプレイヤーに公開されます。

○順序
 ゴミ箱はゴミ箱に置かれたカードの順序の情報を持ちます。

【NOTES】
 ゴミ箱のカードの並び順を変更することは認められます。
 ただし、進行中のターンでゴミ箱に置かれたカードと置かれた順序は必ず確認できるようにして下さい。
 なお、ゴミ箱をシャッフルする効果の実装予定はありません。
0410 手札
☆手札
■手札
 「手札」はカード置き場です。

※1人のプレイヤーは1つの手札を持ちます。

○公開
 手札に置かれたカードは裏向きで、手札の持ち主に公開され、手札の持ち主ではないプレイヤーに非公開です。

○順序
 手札は手札に置かれたカードの順序の情報を持ちます。

※2017年2月現在、手札に置かれたカードの順番の情報を参照するカードはありません。カードには順序の情報が与えられますが、カードを置いた順序を無視して手札に並べ替えることは、ゲーム進行上の問題はないものとします。

0420 デッキ
☆デッキ
■デッキ
 「デッキ」はカード置き場です。

※1人のプレイヤーは1つの「デッキ」を持ちます。

○デッキの情報
 ゲーム開始時、デッキには持ち主の情報が与えられます。
 持ち主は、そのデッキを使用するプレイヤーです。
 デッキの持ち主の情報はゲーム中、変更されません。

○公開
 デッキに置かれたカードは裏向きで、全てのプレイヤーに非公開です。

・デッキの配置
 デッキに置かれたカードは1箇所に積み重ね、前後関係を明らかにしなければいけません。

○順序
 デッキにはデッキに置かれたカードの順序の情報が与えられます。

・順序の変更の禁止
 プレイヤーはデッキの順番を並べ替えてはいけません。

0430 下
☆カードの下
■カードの下
 カードの「下」は、カード置き場です。

 ※場に配置された1枚のカードは1つの「下」置き場を持ちます。

NOTES:カードの「下」は効果によって利用されるカード置き場です(チャージ等)。

○公開
 下に置かれたカードは表向きで全てのプレイヤーに公開です。

NOTES:盤面を整理する都合からカードを裏向きで配置することは問題ありません。

○順序
 下は下に置かれたカードの順序の情報を持ちます。

※2023年8月現在、下に置かれたカードの順番の情報を参照するカードはありません。カードには順序の情報が与えられますが、カードを置いた順序を無視して並べ替えることは、ゲーム進行上の問題はないものとします。


〇処理の終了
 カードが場を離れた場合、下は失われます。下に置かれているカードを全て破棄します。

0440 横
☆横
■横
「横」はカード置き場です。
<処理:カード:カードを横に置く>を参照)

※通常、1人のプレイヤーは無限の横を持ちます。

NOTES:横はカードの効果の処理時に一時的に利用される、カード置き場です。

○公開
 横に置かれたカードは表向きで全てのプレイヤーに公開です。

○順序
 横は横に置かれたカードの順序の情報を持ちます。

※2017年2月現在、横に置かれたカードの順番の情報を参照するカードはありません。カードには順序の情報が与えられますが、カードを置いた順序を無視して横に並べ替えることは、ゲーム進行上の問題はないものとします。

〇処理の終了
 横を利用した効果の処理が終了したとき、横は失われます。横に置かれているカードを全て破棄します。

0450 シールド
☆シールド(2022/10/21追記)
■シールド
「シールド」はカード置き場です。
<処理:移動:シールド+1>を参照)

※通常、1人のプレイヤーは1つの「シールド」置き場を持ちます。

NOTES:シールドはシールドの処理のために利用される、カード置き場です。

○公開
 シールドに置かれたカードは表向きで全てのプレイヤーに公開です。

○順序
 シールドはシールドに置かれたカードの順序の情報を持ちます。

※2022年9月現在、シールドに置かれたカードの順番の情報を参照するカードはありません。カードには順序の情報が与えられますが、カードを置いた順序を無視して横に並べ替えることは、ゲーム進行上の問題はないものとします。

0500 ゲーム:手順
☆ゲーム
■ゲーム:手順
 ゲームを構成するあらゆるカードや情報の操作を「手順」と呼称します。
 各手順はプレイヤー両者の了解の元に進行され、タイミングを提供します。

NOTES:片方のプレイヤーが一方的に手順を進行していってはいけません、ということです。

○タイミング
 1つの手順を行うごとにタイミングが提供されます。
 誘発型効果の条件を満たした場合、その効果が誘発します。(「効果:誘発型効果」を参照して下さい)

 ※本文書中において、代表的なタイミングについては位置を明示しています。

NOTES:手順を細分化していけば無限に手順が生成されるので、理屈上、タイミングは無限に生成されます。

○重複するタイミング
 同一のタイミングで、複数の処理が行われる場合、処理の順序をTPが指定し、その順序通りに進行します。

 ※同じ効果による一連の処理を分離することはできません。

○重複する宣言タイミング
 同一のタイミングで、双方のプレイヤーに宣言タイミングが提供される場合、TPの宣言タイミングが先に提供されます。

0501 ゲーム:進行
■進行
 ゲームは次の手順で進行します。

 1.手順 :プレイヤー・デッキ・カードの情報の設定
 2.手順 :ゲーム開始準備
 3.手順 :先攻のプレイヤーのターン
 4.手順 :後攻のプレイヤーのターン
 5.手順 :3に進みます。

0502 ゲーム:ゲームの終了
■ゲーム:ゲームの終了
○判定
 次の条件のうち、1つ以上を満たしたとき、ゲームは終了します。

 A.片方のプレイヤーのデッキの残り枚数が0枚になる。
 B.ルールまたはカードの処理として、ゲームの勝敗が決定されたとき。

 この判定は、あらゆるルール・カードの効果による処理中についても行われます。
 条件が満たされたとき、ただちにあらゆる処理を中断し、ゲームを終了します。

○勝敗
 Aについて、デッキの残り枚数が0枚になったプレイヤーを敗者とし、そうでないプレイヤーを勝者とします。
 Bについて、カードの処理に記載された勝者を勝者として、敗者を敗者とします。

○引き分け
 ゲームを終了し、勝敗を判定した時点で、1人の敗者もしくは1人の勝者が決定されない場合、そのゲームは引き分けとなります。

0503 ゲーム:ゲーム開始準備
■ゲーム:ゲーム開始準備
○進行
 ゲーム開始準備は次の手順で進行します。

 1.手順 :自分のデッキから「リーダー」を取り出し横に置きます。
 2.手順 :お互いのプレイヤーは自分のデッキをシャッフルします。
 3.手順 :先攻・後攻を決定します。
 4.手順 :お互いのプレイヤーは自分のデッキからドローします。
 5.手順 :マリガンが必要ならマリガンを行います。
 6.手順 :お互いのプレイヤーは横に置いた「リーダー」を公開し、手札に加えます。

○お互いのプレイヤーは自分のデッキから「リーダー」を取り出し横に置きます。
 自分のデッキに「リーダー」が含まれている場合、「リーダー」を取り出し横に置きます。横に置いた「リーダー」は相手に非公開です。

NOTES:必ず取り出して下さい。故意に取り出さないことはできません。

○お互いのプレイヤーは自分のデッキをシャッフルします
 自分のデッキをシャッフルします。
 (<処理:デッキ:デッキをシャッフルする>を参照)

NOTES:通常、自分のデッキをシャッフルし、その後、相手にカットもしくはシャッフルさせることで公正性の精度を上げます。

○先攻・後攻を決定します
 先攻をランダムに決定します。
 先攻でないプレイヤーは後攻です。

 NOTES:決定方法は、ランダムであれば何でも構いませんが、じゃんけんやサイコロの大小等で決定されるのが一般的です。なお、勝った方が選ぶ、ではなく、勝った方が先攻です。

○お互いのプレイヤーは自分のデッキが7枚になるまでドローします
 自分のデッキに「リーダー」が含まれる場合、自分のデッキから6枚ドローします。
 自分のデッキに「リーダー」が含まれない場合、自分のデッキから7枚ドローします。
<処理:移動:手札に入れる:ドロー>を参照)


○マリガン(引き直し)
 プレイヤーは1回のみマリガン「引き直し」を行うことができます。この宣言はTPから行います。

 引き直しを宣言した場合、その手札を全てデッキに戻し、デッキをシャッフルし、もう一度、7枚のカードをドローします。
 手札に「リーダー」が含まれる場合、リーダーを除く6枚をデッキに戻し、デッキをシャッフルし、もう一度、6枚のカードをドローします。


○お互いのプレイヤーは横に置いた「リーダー」を公開し、手札に加えます。
 「リーダー」を横に置いたプレイヤーは「リーダー」を公開し、自分の手札に加えます。

0510 ゲーム:ターン
■ゲーム:ターン
○進行
 ターンは次の手順で進行します。

 1.タイミング :ターン開始時
 2.フェイズ :スタートフェイズ
 3.フェイズ :メインフェイズ
 4.フェイズ :エンドフェイズ
 5.タイミング :ターン終了時
 6.手順 :能力値修正・基本能力の消失
 7.手順 :TPの変更

○ターン進行中プレイヤー(TP)・非ターン進行中プレイヤー(NTP)
 ターンを進行する権利を持つプレイヤーを「ターン進行中プレイヤー(TP)」と呼称し、ターン進行中プレイヤーである間、自分にとって、このターンは自分のターン(自ターン)です。

 ターンを進行する権利を持たないプレイヤーを「非ターン進行中プレイヤー(NTP)」と呼称します。非ターン進行中プレイヤーである間、自分にとって、このターンは相手のターン(相手ターン)です。

 ※TP = TurnPlayer / NTP = NonTurnPlayer

○ターン開始時
 「ターン開始時」のタイミングを提供します。
 
○ターン終了時
 「ターン終了時」のタイミングを提供します。

○能力値修正の消失 (2017/10/27追記)
 TPとNTPの場の全てのキャラクターカードの能力値修正・効果によって得た基本能力・能力を失います。

・消失しない能力値修正
 次の能力値修正は消失しません。
 ・修正の消失タイミングが別に設定されている
 ・常時型効果による能力値修正・基本能力・特殊能力。

○TPの変更
 TPをNTPに、NTPをTPに変更します。
 「TPの変更」をもって、新たなターンの開始となります。

 [NOTES]
  ターン終了時のタイミングはターン中の能力値修正・基本能力を得た状態で処理されます。その後、能力値修正・基本能力は消失し、ターンプレイヤーを変更します。
0521 ゲーム:フェイズ:スタートフェイズ
■ターン:フェイズ:スタートフェイズ
○進行
 スタートフェイズは次の手順で進行します。

 1.タイミング :スタートフェイズ開始時
 2.手順 :ウェイクアップ
 3.手順 :ウォームアップ
 4.タイミング :スタートフェイズ終了時

○ウェイクアップ
 TPは次の手順を進行します。

 1.手順 :自分の場に置かれている行動済みのキャラクターカード1枚を未行動にします。(1回のウォームアップで同じキャラを2回指定することはできません。)
 2.手順 :1に戻ります。

NOTES:効果等で制限されない限り、全ての味方キャラを未行動にします。

○ウォームアップ
 TPは次の手順を進行します。

 1.手順 :自分のデッキからカードを2枚ドローします。

NOTES:強制です。

・先攻のプレイヤーの1ターン目

 先攻のプレイヤーの1ターン目のウォームアップについて、1の処理のドローの枚数は1枚になります。

○スタートフェイズ開始時
 「スタートフェイズ開始時」のタイミングを提供します。
 
○スタートフェイズ終了時
 「スタートフェイズ終了時」のタイミングを提供します。

0522 ゲーム:フェイズ:メインフェイズ
■ターン:フェイズ:メインフェイズ
○進行
 メインフェイズは次の手順で進行します。

 1.タイミング :メインフェイズ開始時
 2.宣言タイミング :メインフェイズ(TP)
 3.手順 :TPはメインフェイズを終了する・または終了しないを選択します。終了する場合は4に進みます。終了しない場合、2に進みます。
 4.手順 :NTPはメインフェイズを終了する・または終了しないを選択します。終了する場合は7に進みます。終了しない場合、5に進みます。
 5.宣言タイミング :メインフェイズ(NTP)
 6.手順 :2に進みます。
 7.タイミング :メインフェイズ終了時

○メインフェイズ開始時
 「メインフェイズ開始時」のタイミングを提供します。

○メインフェイズ(TP)
 「メインフェイズ」のタイミングをTPに提供します。
 (<行動>を参照)

○メインフェイズ(NTP)
 「メインフェイズ」のタイミングをNTPに提供します。
 (<行動>を参照)

○メインフェイズ終了時
 「メインフェイズ終了時」のタイミングを提供します。

0523 ゲーム:フェイズ:エンドフェイズ
■ターン:フェイズ:エンドフェイズ
○進行
 エンドフェイズは次の手順で進行します。

 1.タイミング :エンドフェイズ開始時
 2.手順 :手札調整
 3.タイミング :エンドフェイズ終了時

○手札調整
 TPは次の手順を進行します。

 1.自分の手札の枚数を確認します。7枚以下の場合は手札調整を終了します。
 2.自分の手札のカード1枚を破棄します。
 3.1に戻ります。

○エンドフェイズ開始時
 「エンドフェイズ開始時」のタイミングを提供します。
 
○エンドフェイズ終了時
 「エンドフェイズ終了時」のタイミングを提供します。

[NOTES]
 能力値修正・基本能力の消失の記載を、ターンの解説に移動しました。
0601 宣言:宣言タイミング
☆宣言
■宣言:宣言タイミング
 プレイヤーが行動の宣言を行うことができるタイミングを「宣言タイミング」と呼称します。
 (<宣言>を参照)

○回数
 1回の宣言タイミングで、宣言タイミングを提供されたプレイヤーは1つの行動の宣言を行うことができます。

○対応
 宣言タイミングを提供されたプレイヤーが行動を宣言する場合、対応の手順を進行し宣言を累積します。
 (<宣言:対応>を参照)

○宣言の限定
 提供された宣言タイミングで宣言できる行動は、ルールにより定められた行動のみです。

0602 宣言:対応
□対応
○進行
 宣言タイミングは、宣言に対応した宣言の追加と、それらの宣言の解決によって進行します。
 次の手順で、対応宣言を累積し、解決します。

 1.手順 :タイミングを提供されたプレイヤーの宣言1つを行います。
 2.手順 :1で宣言を行わなかったプレイヤーは宣言1つを行わないことを宣言できます。行わない場合は7へ進みます。行う場合は3へ進みます。
 3.宣言タイミング :対応宣言(1で宣言を行わなかったプレイヤー)
 4.手順 :1で宣言を行ったプレイヤーは宣言1つを行わないことを宣言できます。行わない場合は7へ進む。行う場合は5へ進みます。
 5.宣言タイミング :対応宣言(1で宣言を行ったプレイヤー)
 6.手順 :2に進みます。
 7.手順 :解決されていない宣言のうち、最も最後に宣言された宣言を解決します。
 8.手順 :解決されていない宣言があれば7へ進みます。


○対応宣言
 「対応宣言」の宣言タイミングを提供します。

NOTES:通常、対応宣言タイミングに許可されるのは、「基本能力の使用」「特殊能力の使用」「イベントの使用」「サポートの使用」のみです。また、自分の宣言に対応して宣言は行えません。

○対応宣言の上限
 1回の宣言について、対応宣言は最大で99回まで(対応元の宣言を含めて100回)です。

○対応宣言の禁止
 宣言の主要素が対応宣言の禁止の情報を持つ場合、以降の対応宣言の宣言タイミングは与えられず、7に進みます。
0603 宣言:宣言
■宣言:宣言
○進行
 宣言は次の手順で進行します。

 1.手順 :行動の種類と行動の主要素の指定
 2.手順 :行動の対象の指定
 3.手順 :使用代償の支払い
 4.手順 :宣言の成立

NOTES:これらの処理は便宜上「同時」と表現します。

○使用者
 宣言を行ったプレイヤーが、その宣言と宣言により発生する効果・処理の使用者です。

○誘発処理の禁止
 1~4までの手続きをプレイヤーは一括で行います。
 この間、誘発した効果の処理は4の後に行われます。

 但し、使用代償の支払いの宣言で、提供されるコスト宣言タイミングについてはこの制限を受けません。

NOTES:4の宣言の成立まで達しない場合、1~3を条件とする誘発効果の処理は発生しません。(2017/08/30追記)

○行動の指定
 行動の種類を指定します。
 (<行動>を参照)

○行動の主要素の指定
 行動の主要素の指定を行います。
 (<行動>を参照)

 ※使用回数の制限を超えている場合、主要素に指定できません。
 ※1ターンに1回まで等の使用回数はこの時点で加算・判定されます。

 次の手順で進行します。
 1.手順 :行動の主要素の指定
 2.タイミング :主要素を指定したとき


○行動の対象の指定
 行動と、行動の主要素について、対象の指定を要求された場合、対象を指定します。

 次の手順で進行します。
 2.手順 :行動の対象の指定
 3.タイミング :対象を指定したとき

 ※能力や効果の対象はカードに黄文字で記載されます。

○使用代償の支払いの宣言
 行動が要求する使用代償について、使用代償の支払いの宣言を行います。
<使用代償>を参照)

NOTES:この時点で支払いを処理します。[T]が支払いであればキャラを行動済みにしrます。

○宣言の成立
 1~3について、全て成功している場合、宣言は成立します。

○宣言の失敗
 1~3の何れかの手続きが失敗した場合、その時点で手続きを中断します。
 宣言は失敗した扱いとなり、支払ったコスト、使用回数は戻りません。

NOTES:誤宣言に対する救済措置が大会ガイドラインに別途設定されています。
0604 宣言:解決
■解決
○進行
 宣言は次の手順で解決します。

 1.手順 :対象を確認します。
 2.手順 :解決の判定
 3.手順 :この宣言による宣言状態カード置き場のカード全てを破棄します。
 4.手順 :2に成功している場合、宣言を解決します。

○対象を確認します
 指定された対象が、対象として適切な状態であるかを確認します。
 適切な状態であれば成功となります。適切な状態でなければ失敗となります。

 NOTES:付帯する制限(未行動状態の…等)も満たされなければいけません。

○解決の判定
 1について成功している場合、行動は成功です。1つでも失敗の場合、行動は失敗です。

○この宣言による宣言状態カード置き場のカード全てを破棄します
 この宣言によって宣言状態カード置き場に置かれているカード全てを破棄します。
 解決の判定に成功したキャラクターカード・アイテムカード・エリアカードはこの限りではありません。

 NOTES:手札からコストとして支払うカードは宣言の処理時にゴミ箱に置かれています。

○2に成功している場合、宣言を解決します
 2に成功している場合、宣言の解決を処理します。
0700 使用代償
☆使用代償
■使用代償
 プレイヤーが行動を宣言する場合について、その行動が使用代償を要求するのであれば、行動を宣言するプレイヤーは定められたタイミングでコストの支払いを宣言します。

□使用代償の支払いの宣言(コスト宣言)
○タイミング
 プレイヤーは使用代償の支払い宣言(コスト宣言)を行うタイミングで、使用代償の支払いの手順を行います。

○使用者
 行動の宣言を行っているプレイヤーが使用代償の支払い宣言の使用者です。

○進行
 使用代償の支払い宣言は次の手順で進行します。

 1.手順 :使用代償を支払う要素1つを指定し、処理します。
 2.手順 :コストアイコンを除く全ての要素が処理されるまで1に戻ります。
 3.手順 :支払った要素と要求された使用代償の比較をします。

○使用代償を支払う要素1つを指定します
 使用代償を支払う要素1つを指定します。

 A.手札のカード1枚を破棄し、コストを発生する。
 B.使用代償アイコン・または「その他の使用代償」1つの処理を行い成功する。
 C.コスト型効果1つを宣言し、処理を行い成功する。

・コスト型効果
 プレイヤーは使用代償を支払う要素1つを指定するとき、コスト型効果の使用を宣言することができます。その宣言は、この時点で処理され、処理の結果与えられるコストの情報を要素として指定します。

NOTES:コストの支払いはこの時点で処理されます。手札のカードを余分に破棄することは可能ですが、余剰したコストを別の支払いで利用することはできません。

○自分が望むなら1に進みます
 自分は1からもう一度処理を行うことができます。

NOTES:好きなだけ繰り返せます。その結果、要求される使用代償が余剰することは認められます。

○予約された要素と要求された使用代償の比較をします
 1の処理の結果、予約された要素の内容の総計と、要求されている使用代償の内容を比較します。

 ・Aについて要求された内容を満たしている
 ・Bについて要求された処理を全て成功している

 上記の内容を満たす場合、使用代償の支払いの宣言は成功です。
 満たない場合、使用代償の支払いの宣言は失敗です。

NOTES:失敗した結果の処理・成功した結果の処理については、各行動の処理に委ねられます。


0710 使用代償:コスト
■使用代償:コスト
○要求
 使用代償欄にコストのアイコンが表示されている場合、その使用代償はコストを要求しています。

 コストの表示についての、量と属性の表示は下記の通りです。

 [雪] 雪属性のコスト1点
 [月] 月属性のコスト1点
 [花] 花属性のコスト1点
 [宙] 宙属性のコスト1点
 [日] 日属性のコスト1点
 [無] コスト1点(どのようなコストでもよい)


○支払いの処理
 支払いの処理は、以下の何れかを行います。

・手札による支払い
 自分の手札を1枚破棄します。

・情報による支払い
 この使用代償のコストとして宣言されている、宣言状態カード置き場のコストの情報1つを消失します。
 支払われるコストの量と属性は、消失した情報の内容です。

○支払いの判定
 この使用代償の支払いの処理によって支払われたコストについて、
 使用代償が要求するコストの量と属性を満たす場合、コストの支払いは満たされます。
 使用代償が要求するコストの量と属性を満たさない場合、コストの支払いは満たされません。

NOTES:支払われたコストは余剰しても、他の処理に使い回せません。

0711 使用代償:T
■使用代償:[T]
○要求
 使用代償欄にアイコン[T]が表示されている場合、その使用代償は[T]1つを要求します。

○対象
 使用代償の支払いの宣言時に[T]を支払う対象を指定します。
 [T]を支払う対象は、宣言された特殊能力を持つキャラクターカードです。
 ただし下記の条件を満たす場合、[T]の支払いの対象に指定できません。
 ・未行動状態でないキャラクターカード

○支払いの処理
 1.[T]の対象として指定された、未行動状態のキャラ1体を行動済み状態にします。

 行動済み状態にすることができた場合、支払いの処理は成功です。
 行動済み状態にできない場合、支払いの処理は失敗です。

・失敗の要因例
 指定されたキャラが未行動状態ではない。
 指定されたキャラが場から失われている。

○支払いの判定
 支払いの処理が成功した場合、[T]の支払いは満たされます。
 支払いの処理が失敗した場合、[T]の支払いは満たされません。

0712 使用代償:0
■使用代償:[0]

NOTES:特殊能力が使用型であることを表現するための、便宜的な使用代償です。実質的には何も支払わずに使用できるということを示しています。

○要求
 使用代償欄にアイコン[0]が表示されている場合、その使用代償は[0]1つを要求します。

○対象
 対象を指定しません。

○支払いの処理
 処理を行いません。

○支払いの判定
 [0]の支払いは満たされます。

0713 使用代償:C
■使用代償:[C]

○要求
 使用代償欄にアイコン[C]が表示されている場合、その使用代償はチャージの破棄を要求します。

○対象
 使用代償の支払いの宣言時に[C]を支払う対象を指定します。
 [C]を支払う対象は、宣言された効果を持つカードです。

○支払いの処理
 対象として指定されたキャラの下に「チャージ」として置かれたカード(以下:チャージ)を表記された枚数、破棄します。

○支払いの判定
 表記された枚数の「チャージ」を破棄した場合、[C]の支払いは成功です。
 表記された枚数の「チャージ」を破棄できなかった場合、[C]の支払いは失敗です。
0714 使用代償:その他の使用代償
■その他の使用代償
その他の使用代償は使用代償欄に記載されます。
※特殊能力の場合は、特殊能力名の横もしくは下に青文字で記載されます。

○カードを破棄する
例:女性キャラ1体を破棄する。アイテム1枚を破棄する。
・対象
 破棄の予約の情報を持たないカード。

・処理
 対象のカードを破棄します。
 ※カードの種類等に条件がある場合、その条件を満たしていなければ処理は行われず失敗です。
 
・判定
 対象のカードを破棄した場合、成功です。

○キャラを行動済み状態にする
例:未行動状態の味方AFキャラ1体を行動済み状態にします。
・対象
 行動済み状態の予約の情報を持たない未行動状態のキャラクターカード。

・処理
 対象のキャラクターカードを行動済み状態にします。
 ※カードの種類等に条件がある場合、その条件を満たしていなければ処理は行われず失敗です。

・判定
 対象のキャラクターカードを行動済み状態にした場合、成功です。



○自分の手札を破棄する
例:自分の手札を2枚破棄する。自分の手札を1枚破棄する。
・対象
 手札1つ。

・処理
 対象の手札を破棄します。
 
・判定
 対象の手札を破棄できた場合、成功です。



0800 行動
☆行動
■行動
 行動は次の種類があります。

 ・キャラクターカードの使用(キャラを登場する)
 ・特殊能力(能力)の使用(キャラの能力を使う)
 ・基本能力の使用(キャラの基本能力を使う)
 ・イベントの使用(イベントを使う)
 ・アイテムの使用(アイテムを使う)
 ・攻撃(攻撃をする)
 ・サポートの使用(サポートをする)
 ・エリアの使用(エリアを使う)

 ・その他(その他の宣言型効果の使用、手札宣言能力の使用など)
0810 行動:キャラクターカードの使用(キャラを登場する)
■行動:キャラクターカードの使用(キャラを登場する)
○行動が許可される宣言タイミング
 ・自分がTPのメインフェイズ

○行動の主要素の指定
 次の条件を全て満たすキャラクターカード1枚を指定します。
 ・自分の手札のキャラクターカード
 ・自分の場に同名のキャラクターカードが登場していないキャラクターカード

 指定後、指定したカードを宣言状態カード置き場に置きます。
 上記の処理を行えない場合、主要素の指定は失敗です。

○対象
 次の条件を全て満たすフィールド1つ。
 ・自分のフィールド(味方フィールド)
 ・キャラが置かれていないフィールド(空きフィールド)

NOTES:キャラが登場できないフィールドとは特殊能力等による制限が付帯しているフィールド等のことです。

○要求する使用代償
 要求される使用代償は、主要素のキャラクターカードに記載された使用代償です。

○解決
▽進行
 次の手順で進行します。

 1.タイミング :キャラクターカードが登場するとき
 2.手順 :主要素のキャラクターカードを、宣言状態カード置き場から、対象のフィールドに移動します。移動されたときに次の情報を得ます。
  ・行動状態は未行動状態です。
  ・登場ターン制限
 3.タイミング :キャラクターカードが登場したとき

▽登場ターン制限
 登場ターン制限を得ているキャラクターカードは、そのキャラクターカードを主要素とした次の行動・宣言を行うことができません。
 (<行動:特殊能力の使用(キャラの特殊能力を使う)><行動:攻撃(攻撃をする)>を参照)

 ・攻撃
 ・[T]の支払い

NOTES:通常は自ターン開始時に情報は消失しますが、登場後に使用者が変わる場合について、期間が延長される場合があります。
0811 行動:特殊能力の使用(キャラの特殊能力を使う)
■行動:特殊能力(能力)の使用(キャラの特殊能力を使う)
○行動が許可される宣言タイミング
 ・主要素に記載された条件を満たす宣言タイミング

 記載の無い場合については、下記の宣言タイミングです。

 ・自分がTPのメインフェイズ
 ・自分がNTPのメインフェイズ
 ・自分がTPのバトル中
 ・自分がNTPのバトル中
 ・自分がTPのメインフェイズの対応宣言
 ・自分がNTPのメインフェイズの対応宣言
 ・自分がTPのバトル中の対応宣言
 ・自分がNTPのバトル中の対応宣言

○行動の主要素の指定
 次の条件を全て満たす特殊能力1つを指定します。
 ・自分のフィールドに置かれているキャラクターカードの持つ特殊能力
 ・宣言型の特殊能力

 上記の処理を行えない場合、主要素の指定は失敗です。

※宣言状態カード置き場には置かれません。

○対象
 主要素に記載された対象です。

NOTES:通常、黄文字で記載されます。

○要求する使用代償
 要求される使用代償は、主要素の特殊能力に記載された使用代償です。

 ※通常、使用代償の横にアイコンもしくは青文字もしくは「:」で区切って記載されます。

○解決
▽進行
 次の手順で進行します。

 1.タイミング :特殊能力を使用するとき
 2.手順 :主要素の特殊能力の効果を発生します。(直ちに処理します)
 3.タイミング :特殊能力を使用したとき

0812 行動:基本能力の使用(キャラの基本能力を使う)
■行動:基本能力の使用(キャラの基本能力を使う)
<基本能力>を参照)
○行動が許可される宣言タイミング
 主要素に指定された基本能力に許可された宣言タイミングです。

○行動の主要素の指定
 次の条件を全て満たす基本能力1つを指定します。
 ・味方キャラクターカードが持つ基本能力
 ・宣言型・コスト型の基本能力

 上記の処理を行えない場合、主要素の指定は失敗です。

 ※宣言状態カード置き場には置かれません。(宣言状態のカードとは扱われません。)

○対象
 主要素に指定された基本能力の対象です。

○要求する使用代償
 要求される使用代償は、主要素の基本能力に記載された使用代償です。

 ※通常は、使用代償の横にアイコンもしくは青文字もしくは「:」で区切って記載されます。

○解決
▽進行
 次の手順で進行します。

 1.タイミング :基本能力を使用するとき
 2.手順 :主要素の基本能力の効果を発生します。(直ちに処理します)
 3.タイミング :基本能力を使用したとき

0813 行動:イベントの使用(イベントを使う)
■行動:イベントカードの使用(キャラのイベントカードを使う)
○行動が許可される宣言タイミング
 ・主要素に記載された宣言タイミング

 記載の無い場合については、下記の宣言タイミングです。

 ・自分がTPのメインフェイズ
 ・自分がNTPのメインフェイズ
 ・自分がTPのバトル中
 ・自分がNTPのバトル中
 ・自分がTPのメインフェイズの対応宣言
 ・自分がNTPのメインフェイズの対応宣言
 ・自分がTPのバトル中の対応宣言
 ・自分がNTPのバトル中の対応宣言

○行動の主要素の指定
 次の条件を全て満たすイベントカード1枚を指定します
 ・自分の手札に含まれているイベントカード

 指定後、指定したカードを宣言状態カード置き場に置きます。
 上記の処理を行えない場合、主要素の指定は失敗です。

○対象
 主要素に記載された対象です。

NOTES:通常、効果欄に黄文字で記載されます。

○要求する使用代償
 要求される使用代償は、主要素のイベントカードに記載された使用代償です。

○解決
▽進行
 次の手順で進行します。

 1.タイミング :イベントカードを使用するとき
 2.手順 :主要素のイベントカードの効果を発生します。(直ちに処理します)
 3.タイミング :イベントカードを使用したとき

0814 行動:アイテムの使用(アイテムを使う)
■行動:アイテムカードの使用(アイテムを使う)
○行動が許可される宣言タイミング
 ・自分がTPのメインフェイズ

○行動の主要素の指定
 次の条件を全て満たすアイテムカード1枚を指定します。
 ・自分の手札のアイテムカード

 指定後、指定したカードを宣言状態カード置き場に置きます。

 上記の処理を行えない場合、主要素の指定は失敗です。

○対象
 次の条件全てを満たすキャラクターカード1枚。
 ・フィールドに置かれているキャラクターカード
 ・アイテムカードを装備していないキャラクターカード

○要求する使用代償
 要求される使用代償は、主要素のアイテムカードに記載された使用代償です。

○解決
▽進行
 次の手順で進行します。

 1.タイミング :アイテムカードを装備するとき
 2.手順 :主要素のアイテムカードを宣言状態カード置き場から、対象のキャラクターカードに移動します(与えます)。
 3.手順 :主要素のアイテムカードの効果を発生する。
 4.タイミング :アイテムカードを装備したとき

0815 行動:攻撃(攻撃をする)
■行動:攻撃(攻撃をする)
○行動が許可される宣言タイミング
 ・自分がTPのメインフェイズ

○行動の主要素の指定
 次の条件を全て満たすキャラクターカード1枚を指定します。
 ・自分のAFに置かれているキャラクターカード
 ・未行動状態のキャラクターカード
 ・「登場ターン制限」の情報を持たないキャラクターカード

 ※この指定は「攻撃キャラクターカードの指定」です。

○対象
 次の条件を全て満たすフィールド1つを指定します。
 ・バトルの対象として指定したキャラクターカード1枚が置かれている列。

NOTES:キャラが移動した場合、フィールドの対象エラーでバトルが失敗します。

○要求する使用代償
 主要素を行動済み状態にします。

NOTES:対応宣言によってキャラが行動済みになったとしても、バトルは行われる。
   対応宣言によってキャラが場を離れた、移動した場合、対象の喪失によりバトルは行われない。

○解決
▽進行
 次の手順で進行します。

 1.タイミング :バトルに参加するとき
 2.手順 :攻撃宣言の成功。主要素のキャラクターカードを攻撃キャラクターカード、対象のフィールド列をバトル使用列に設定します
 3.タイミング :バトルに参加したとき
 4.手順 :バトルの処理に移ります。

NOTE:2019/04/26 用語を整理。攻撃キャラの指定について追記
0817 行動:サポートの使用(サポートをする)
■行動:サポートの使用(サポートをする)
○行動が許可される宣言タイミング
 ・自分がTPのバトル中
 ・自分がNTPのバトル中
 ・自分がTPのバトル中の対応宣言
 ・自分がNTPのバトル中の対応宣言

○行動の主要素の指定
 次の条件を満たすキャラクターカード1つを指定します。
 ・自分のフィールドに置かれているキャラクターカード
 ・自分のバトル参加キャラに隣接しているキャラクターカード

 上記の処理を行えない場合、主要素の指定は失敗です。

※宣言状態カード置き場には置かれません。(宣言状態のカードとは扱われません。)

NOTES:隣接していないキャラに対してもサポートが使用できる効果については、その効果の処理として上記の制限を超えたサポートが使用できます。

○対象
 次の条件を全て満たすキャラクターカード1枚。
 ・主要素に隣接しているキャラクターカード
 ・バトルに参加しているキャラクターカード
 ・自分のフィールドに置かれているキャラクターカード

 NOTE:対応宣言でキャラが移動しても上記が満たされていれば、サポートは解決される。
    場を離れている場合、対象を喪失し失敗する。

○要求する使用代償
 主要素のキャラクターカードを行動済み状態にします。

○解決
▽進行
 次の手順で進行します。

 1.タイミング :サポートを使用する(される)とき
 2.手順 :サポートする能力値を決定します。
 3.手順 :サポートの発生(直ちに処理します)。
 4.タイミング :サポートを使用した(された)とき

▽サポート能力値の決定
 能力値(AP・DP・SP)の何れにサポートを行うかを決定します。
 サポート能力値に関する情報を得ているか得ていないかによって、決定の手法が異なります。

A.サポート能力値を変更する情報を得ていない場合
 自ターン中の場合、APがサポート能力値です。
 相手ターン中の場合、DPがサポート能力値です。

B.サポート能力値を変更する情報を得ている場合
 サポートを許可されている能力値全てがサポート能力値です。

 ・サポートの許可の重複
 同じ能力値に複数のサポートの許可の情報が与えられている場合でも、サポートの回数は1回です。

 ・サポートの不許可
 能力値にサポートの不許可の情報が与えられている場合、サポートの許可の情報にかかわらず、その能力値はサポート能力値にはなりません。

NOTES:B項による決定が行われる場合、A項による決定は無視されます。

▽サポートの発生
 決定されたサポート能力値全てに主要素のSPの値を足します。
 この能力値修正はバトル終了時に消失します。

0818 行動:その他の宣言型効果の使用(その他の宣言型効果を使う)
■行動:その他の宣言型効果の使用(その他の効果を使う)

○その他の効果
 ルールや効果によって得た効果は「その他の宣言型の効果」です。

 NOTES:アイテム等の効果により得た宣言型の効果を指します。そのカード自体の効果・処理が指定された効果(基本能力を得る、能力として得る…等)は含まれません。

○行動の主要素の指定
 次の条件を全て満たす効果1つを指定します。
 ・その他の宣言型効果

 上記の処理を行えない場合、主要素の指定は失敗です。

※宣言状態カード置き場には置かれません。

○行動が許可される宣言タイミング
 その他の宣言型効果に指定されたタイミングです。

 記載の無い場合については、下記の宣言タイミングです。

 ・自分がTPのメインフェイズ
 ・自分がNTPのメインフェイズ
 ・自分がTPのバトル中
 ・自分がNTPのバトル中
 ・自分がTPのメインフェイズの対応宣言
 ・自分がNTPのメインフェイズの対応宣言
 ・自分がTPのバトル中の対応宣言
 ・自分がNTPのバトル中の対応宣言

○対象
 主要素に指定された効果の対象です。

○要求する使用代償
 要求される使用代償は、主要素の効果に指定された使用代償です。

 ※通常は、使用代償の横にアイコンもしくは青文字もしくは「:」で区切って記載されます。

○解決
▽進行
 次の手順で進行します。

 1.タイミング :その他の宣言型効果を使用するとき
 2.手順 :主要素の基本能力の効果を発生します。(直ちに処理します)
 3.タイミング :その他の宣言型効果を使用したとき

0819 行動:手札宣言能力の使用(手札宣言能力を使う)
■行動:手札宣言能力の使用(手札宣言能力を使う)

NOTE:Ver.千年戦争アイギス1.0より拡張される[手札宣言]能力に関する規定です。

○行動が許可される宣言タイミング
 ・主要素に記載された宣言タイミング

 記載の無い場合については、下記の宣言タイミングです。

 ・自分がTPのメインフェイズ
 ・自分がNTPのメインフェイズ
 ・自分がTPのバトル中
 ・自分がNTPのバトル中
 ・自分がTPのメインフェイズの対応宣言
 ・自分がNTPのメインフェイズの対応宣言
 ・自分がTPのバトル中の対応宣言
 ・自分がNTPのバトル中の対応宣言

○行動の主要素の指定
 次の条件を全て満たす手札宣言能力を持つカード1枚を指定します
 ・自分の手札に含まれている手札宣言能力を持つカード

 指定後、指定したカードを宣言状態カード置き場に置きます。
 上記の処理を行えない場合、主要素の指定は失敗です。

○対象
 主要素の手札宣言能力に記載された対象です。

NOTES:通常、効果欄に黄文字で記載されます。

○要求する使用代償
 要求される使用代償は、主要素の手札宣言能力に記載された使用代償です。

○解決
▽進行
 次の手順で進行します。

 1.タイミング :手札宣言能力を使用するとき
 2.手順 :主要素の手札宣言能力の効果を発生します。(直ちに処理します)
 3.タイミング :手札宣言能力を使用したとき

 NOTES:手札宣言能力の使用は、能力の使用・基本能力の使用・キャラの登場とは異なる宣言です。また、これらを対象にした効果の影響を受けません。
0820 行動:エリアの使用(エリアを使う)
■行動:エリアカードの使用(エリアを使う)
○行動が許可される宣言タイミング
 ・自分がTPのメインフェイズ

○行動の主要素の指定
 次の条件を全て満たすエリアカード1枚を指定します。
 ・自分の手札のエリアカード

 指定後、指定したカードを宣言状態カード置き場に置きます。

 上記の処理を行えない場合、主要素の指定は失敗です。

○対象
 次の条件全てを満たすフィールド1マス。

 ・エリアカードを置かれていないフィールド

○要求する使用代償
 要求される使用代償は、主要素のエリアカードに記載された使用代償です。

○解決
▽進行
 次の手順で進行します。

 1.タイミング :エリアカードを配置するとき
 2.手順 :主要素のエリアカードを宣言状態カード置き場から、対象のフィールドに移動します。
 3.手順 :主要素のエリアカードの効果を発生する。
 4.タイミング :エリアカードを配置したとき
0850 バトル
☆バトル
■バトル
攻撃宣言の解決に成功することで、バトルが開始します。

○攻撃側プレイヤー・攻撃キャラクターカード
 攻撃宣言に成功したプレイヤーが攻撃側プレイヤーです。
 攻撃宣言で攻撃キャラクターカードに指定されたキャラクターカードが攻撃キャラクターカードであり、防御側プレイヤーから見た対戦キャラクターカードであり、バトル参加キャラクターカードです。

○防御側プレイヤー・防御キャラクターカード
 攻撃宣言を行っていないプレイヤーが防御側プレイヤーです。
 防御宣言で防御キャラクターカードに指定されたキャラクターカードが防御キャラクターカードであり、攻撃側プレイヤーから見た対戦キャラクターカードであり、バトル参加キャラクターカードです。

○対戦キャラ
 バトルに参加している相手バトル参加キャラクターカードが対戦キャラです。

○バトルの中断
 攻撃キャラクターカードが、攻撃宣言時に置かれていたフィールドから失われた場合、もしくは防御キャラクターカードが、防御宣言時に置かれていたフィールドから失われた場合、攻撃キャラクターカードと防御キャラクターカードの使用者が異なるプレイヤーで無い場合、バトルは中断します。

 ※バトルが中断するとき、バトルの終了時のタイミングを提供し、バトルの処理を終了します。

NOTES:キャラが移動した場合もバトルは中断します。

○進行
 バトルは次の手順で進行します。

 1.手順 :防御キャラの指定(防御側プレイヤー)
 2.タイミング :バトル中宣言開始時
 3.宣言タイミング :バトル中(攻撃側プレイヤー)
 4.手順 :攻撃側プレイヤーはバトル中宣言タイミングを終了する・または終了しないを選択します。終了する場合は5に進みます。終了しない場合、3に進みます。
 5.手順 :防御側プレイヤーはバトル中宣言タイミングを終了する・または終了しないを選択します。終了する場合は8に進みます。終了しない場合、6に進みます。
 6.宣言タイミング :バトル中(防御側プレイヤー)
 7.手順 :3に進みます。
 8.タイミング :バトル中宣言終了時
 9.手順 :バトル結果
10.タイミング :バトル終了時

NOTES:攻撃宣言が成立した後(上記の範囲が「バトル中」にあたります)。


○防御キャラの指定(防御側プレイヤー)
 防御側プレイヤーは次の条件を全て満たすキャラクターカード1枚を指定することができます。

 ・バトル使用列のフィールドに置かれているキャラクターカード
 ・自分のDFに置かれているキャラクターカード
 ・未行動状態のキャラクターカード

 NOTES:防御側プレイヤーは防御の指定を行わないことができます。

○バトル中宣言タイミング
 「バトル中」の宣言タイミングを提供します。

NOTES:バトル中の宣言タイミングに、メインフェイズ中の宣言タイミングは提供されません。通常、サポート・特殊能力・イベント・基本能力(サポーター等が使用可能。ステップ等は不可)のみです。

○バトル終了時
 「バトル終了時」のタイミングを提供します。

NOTES:サポートによる能力値修正もバトル修正時に消失します。同じタイミングの処理に関する優先のフローを参考にして下さい。

□バトル結果
 バトル結果は次の手順で進行します。

 1.手順 :防御キャラが指定されている場合、5へ進みます。
 2.手順 :デッキへのダメージの判定
 3.手順 :デッキへのダメージ
 4.手順 :12へ進みます。
 5.手順 :攻撃キャラクターカードによる攻撃の判定(優先)
 6.手順 :防御キャラクターカードによる攻撃の判定(優先)
 7.手順 :キャラクターカードによるダウンの解決(優先)
 8.手順 :攻撃キャラクターカードもしくは防御キャラクターカードがダウンしている場合、12へ進みます。
 9.手順 :攻撃キャラクターカードによる攻撃の判定(通常)
10.手順 :防御キャラクターカードによる攻撃の判定(通常)
11.手順 :キャラクターカードによるダウンの解決(通常)
12.タイミング :バトルの結果を処理したとき

○デッキへのダメージの判定
 デッキへのダメージを判定します。攻撃キャラのDMGの値がデッキへのダメージです。(2022/10/21 修正)

○デッキへのダメージ
 防御側プレイヤーのデッキに対して、2で判定したデッキへのダメージの情報を与え、処理します。
 (<処理:デッキ:デッキにダメージを与える><処理:移動:破棄>を参照)

NOTES:判定時にダメージが0点の場合はダメージの処理そのものが行われずにバトルが終了します。
NOTES:シールドの処理については<処理:移動:破棄>を参照して下さい。(2022/10/21 追記)

○攻撃の判定
 判定するキャラクターカードのAPが、他方のキャラクターカードのDPより大きい場合、攻撃は成功します。
 攻撃が成功したとき、他方のキャラにダウンの情報を与えます。

・攻撃キャラクターカードによる攻撃の判定(優先)
 攻撃キャラクターカードがバトルの結果について「優先」の情報を得ている場合に行われます。
 得ていない場合、この手順は行われません。

・防御キャラクターカードによる攻撃の判定(優先)
 防御キャラクターカードがバトルの結果について「優先」の情報を得ている場合に行われます。
 得ていない場合、この手順は行われません。

・攻撃キャラクターカードによる攻撃の判定(通常)
 「攻撃キャラクターカードによる攻撃の判定(優先)」が行われていない場合に行われます。
 行われた場合、この手順は行われません。

・防御キャラクターカードによる攻撃の判定(通常)
 「防御キャラクターカードによる攻撃の判定(優先)」が行われていない場合に行われます。
 行われた場合、この手順は行われません。

○ダウンの解決
 ダウンの解決は次の手順で進行します。

 1.手順 :ダウンの情報を得ている防御キャラを破棄(ダウン)します。
 2.手順 :ダウンの情報を得ている攻撃キャラを破棄(ダウン)します。

※上記のタイミングで処理・誘発しますが、誘発効果の解決はバトルの終了時に行われ、処理の順序についても前後関係は問われません。

・キャラクターカードによるダウンの解決(優先)
 防御キャラクターカード、攻撃キャラクターカードのどちらかがバトルの結果について「優先」の情報を得ており、かつ他方がダウンの情報を得ている場合に行われます。
 得ていない場合、この手順は行われません。

・キャラクターカードによるダウンの解決(通常)
 防御キャラクターカード、攻撃キャラクターカードのどちらかがダウンの情報を得ている場合に行われます。
 得ていない場合、この手順は行われません。

NOTE:2019/04/26 用語を整理
0900 効果
☆効果
■効果
 「効果」は基本能力・特殊能力・手札宣言能力・イベントカード・アイテムカード・エリアカード・チームによって発生します。

○優先
 効果は他のルールの制限に優先して処理されます。

○発生源
 効果を発生した要素(カード・特殊能力等)を「発生源」と呼びます。

○有効性
 効果は下記の場合、処理されます。

 ・効果に記載されている条件を満たした場合
 ・カードが場に配置されている場合
 ・カードが使用された場合

0901 効果:宣言型効果
■宣言型効果
○宣言型効果の発生
 宣言型効果が発生したとき、宣言型効果の効果は処理されます。

NOTES:宣言型効果は発生源が消失しても効果は残ります。理屈上、消失しません。

○使用者
 宣言型効果の使用者は、その宣言型効果の発生に成功したプレイヤーです。

〇宣言回数の上限
 宣言型効果は1ターンに1回まで宣言することができます。
0902 効果:誘発型効果
■誘発型効果
○誘発型効果の発生
 カードに記載された条件を満たしたときに「誘発」し、その後、処理されます。

〇強制
 誘発型効果は必ず誘発します。

〇解決
 誘発した誘発型効果の解決は次のタイミングで処理されます。

 ・誘発時に行われている宣言または、宣言の解決の処理後
 ・ターン・フェイズ・バトルの開始時、終了時
   フェイズ:ウェイクアップ・ウォームアップ・メインフェイズ・エンドフェイズ
   バトル:バトル、バトル中宣言タイミング

 複数の効果が誘発している場合、TPがそのうち1つを処理します。
 
 1.TPは誘発している効果のうち1つを解決する。
 2.未解決の効果がある場合、1に戻る。

NOTES:誘発した効果は効果等の処理中には解決されず、進行中の処理が終了した後に解決されます。

○使用者
 宣言型効果の使用者は、その宣言型効果の発生に成功したプレイヤーです。

〇誘発の上限
 誘発型効果の誘発の上限は1ターンに1回です。

 ※1回誘発すると、処理の成功・不成功に関わらず誘発が1回行われた扱いになります。

○不成功の行為に対する誘発(2017/08/30追記)
 失敗した処理について、誘発型効果は誘発しません。

NOTES:例えば「キャラを行動済みにしたとき」の処理について、行動済み状態のキャラを行動済みにした場合、行動済みにはされず「行動済み状態にしたとき」にはあたりません。同様に「移動したとき」の処理について移動しなかった場合、移動は行われず「移動したとき」にはあたりません。

○不成立の宣言に対する誘発(2017/08/30追記)
 宣言の手続きに失敗したことで成立しなかった宣言について、宣言の手続きを条件とした誘発型効果は誘発しません。

NOTES:「宣言したとき」「使用したとき」は誘発せず、主要素として指定した扱いにならず、対象として指定した扱いにもなりません。(0603 宣言:宣言/進行・0603 宣言:宣言/進行誘発処理の禁止)。
0903 効果:常時型効果
■常時型効果(常に効果を発揮している)
○使用者
 常時型効果の使用者は、その常時型効果の発生源の使用者です。

○常時型効果の発生
 常時型効果の発生源が場に置かれている間、常時型効果の効果は処理されます。

○常時型効果の消失
 常時型効果が、常時型効果が消失する情報を与えられている間、もしくは消失した場合、その常時型効果によって得ている能力値修正・基本能力・能力は失われます。

○発生源の消失
 常時型効果の発生源が消失したとき、常時型効果は消失します。

○常時型効果の復帰
 常時型効果が消失する情報を与えられた常時型効果が、常時型効果が消失する情報を消失した場合、持続的処理は発生します。

○持続的処理の重複の禁止
 常時型効果の持続的処理によって得られる結果について、同じ発生源による常時型効果の持続的処理を更に処理することはできません。

〇宣言型効果・誘発型効果の付与
 常時型効果に、宣言型もしくは誘発型のアイコンが記載されている場合、
 キャラはその効果を得たものとして扱われ、そのキャラの使用者はその効果を宣言、誘発することが可能です。

NOTES:例えば、AP+1の持続型処理について、AP+1したものに更にAP+1することはできません。無論、一旦消失した持続的処理について、効果の復帰により再度処理を行うことは可能です。

0904 効果:コスト型効果
■コスト型効果
〇コスト型効果の発生
 コスト型効果が発生したとき、コスト型効果の効果は処理されます。

 ※コスト型効果は使用代償の支払いの宣言時にのみ使用できます。(「使用代償」の項目を参照して下さい。)

○使用者
 宣言型効果の使用者は、そのコスト型効果の発生に成功したプレイヤーです。

〇宣言回数の上限
 コスト型効果は1ターンに1回まで宣言することができます。

〇誘発処理の解決
 コスト型効果の宣言後、解決後について誘発型効果の解決のタイミングは提供されません。

NOTES:コストを支払った宣言が行われた後に解決されます。コスト型宣言に寄らず、宣言中に他の効果処理が割り込むことはありません。

0910 効果:能力値修正
■能力値修正
○能力値修正
 能力値修正は処理によって発生する情報です。
 能力値修正の情報はキャラクターカードに対して与えられます。

○累積
 能力値修正は、能力値修正の情報が与えられた順に累積します

○消失
 能力値修正の情報が消失した場合、累積した能力値修正を再計算し、新たな能力値を決定します。
1000 処理
☆処理
■処理
 効果やルールによって発生する操作を「処理」と呼称します。

NOTES:効果を処理する等の動詞とほぼ同義です。

○処理者について
 効果の使用者が、処理の使用者です。

1100 基本能力
☆基本能力
■基本能力:ステップ [使用代償]
○効果型
 宣言型

○使用が許可されるタイミング
 ・自分がTPのメインフェイズ
 ・自分がTPのメインフェイズの対応宣言

○対象
 ・主要素のキャラクターカードに隣接した空き味方フィールド1つ

○効果
 自ターン中に使用する。バトル中に使用できない。
 未行動状態のこのキャラを、{このキャラに隣接した空き味方フィールド}に移動する。
 (1ターンに1回まで使用可能)

■基本能力:サイドステップ [使用代償]
○効果型
 宣言型

○使用が許可されるタイミング
 ・自分がTPのメインフェイズ
 ・自分がTPのメインフェイズの対応宣言

○対象
 ・主要素のキャラクターカードの左右に隣接した空き味方フィールド1つ

○効果
 自ターン中に使用する。バトル中に使用できない。
 未行動状態のこのキャラを、{このキャラの左右に隣接した空き味方フィールド}に移動する。
 (1ターンに1回まで使用可能)

■基本能力:オーダーステップ [使用代償]
○効果型
 宣言型

○使用が許可されるタイミング
 ・自分がTPのメインフェイズ
 ・自分がTPのメインフェイズの対応宣言

○対象
 ・主要素のキャラクターカードの前後に隣接した空き味方フィールド1つ

○効果
 自ターン中に使用する。バトル中に使用できない。
 未行動状態のこのキャラを、{このキャラの前後に隣接した空き味方フィールド}に移動する。
 (1ターンに1回まで使用可能)

■基本能力:オーダーチェンジ [使用代償](2017/10/27追記)
○効果型
 宣言型

○使用が許可されるタイミング
 ・自分がTPのメインフェイズ
 ・自分がTPのメインフェイズの対応宣言

○対象
 ・主要素のキャラクターカードの前後に隣接した味方キャラ1体

○効果
 自ターン中に使用する。バトル中に使用できない。
 未行動状態のこのキャラを、{このキャラの前後に隣接した空き味方キャラ1体}と入れ替える。
 (1ターンに1回まで使用可能)


■基本能力:アグレッシブ
○効果型
 常時型

○効果
 このキャラの得ている「登場ターン制限」の情報を失う。
 (<行動:キャラクターカードの使用(キャラを登場する)>を参照)

 ※アグレッシブが消失すれば、失った「登場ターン制限」が復帰します。


■基本能力:エンゲージ[効果]
○効果型
 特殊型

○効果
 このキャラの登場を宣言する場合、対象の条件のうち「キャラが置かれていないフィールド」を無効にする。
 このキャラの登場を解決する場合、対象のフィールドに登場するキャラを破棄する。破棄したとき、併記された効果を誘発する。

 (<行動:キャラクターカードの使用(キャラを登場する)>を参照)

○エンゲージ登場
 エンゲージの効果によってキャラを破棄し、キャラが登場した場合、「エンゲージ登場」が成功したものとして扱われる。

■基本能力:アシスト(2018年4月27日追記)
○効果型
 特殊型

○効果
 カードの使用による使用代償のコストの支払いにおいて、手札による支払いのためにこのキャラを破棄する際、主要素のカードの「タイプ」と、このキャラの「タイプ」が同じであれば、このカードを破棄することで支払われるコストを[雪][月][花][宙][日]属性に変更する。

NOTES:カードの使用にのみ有効です。能力・基本能力・サポート等の支払いには影響しません。

■基本能力:リカバリー[効果](2017/12/22 追記)
○効果型
 誘発型

○効果
 このキャラが登場したとき、場の相手のキャラの数より味方キャラの数が少ない場合、併記された効果を処理する。

NOTES:味方キャラの数には、このキャラ自身も含みます。また、キャラの数が同数の場合にはリカバリーの効果は得られません。

■基本能力:サポーター [使用代償](2018/04/27追記)
○効果型
 コスト型

○使用が許可されるタイミング
 ・未行動状態のこのキャラを主要素とするサポートの使用の使用代償の支払いの宣言

○効果
 サポートの使用で要求される使用代償「主要素のキャラクターカードを行動済み状態にします。」を支払う。
 (1ターンに1回まで使用可能)

NOTES:サポートの宣言で要求される使用代償が[T]でない点に留意して下さい。また、「主要素のキャラクターカードを行動済み状態にします。」の支払いに成功した後、さらに「サポーター」を宣言することはできません。
NOTES:使用代償が要求される点に留意。

■基本能力:ペナルティ[効果](2018/10/19 追記)
○効果型
 誘発型

○効果
 このキャラが場を離れたとき、併記された効果を処理する。

■基本能力:ガッツ [使用代償](2018/12/14追記)
○効果型
 誘発型

○効果
 このキャラがダウンしたとき、併記された使用代償を支払うことができる。支払ったとき、ゴミ箱のこのキャラを無償で味方フィールドに登場する。

NOTES:キャラがダウンしたときに誘しますが、効果が解決されるのはバトルが終了したとき(キャラがゴミ箱に置かれた後)です。
NOTES:併記された使用代償は、効果の解決時(ダウンしたとき)に要求されます。(誘発したときではありません)


■基本能力:ボーナス[効果](2019/06/28 追記)
○効果型
 誘発型

○効果
 このキャラが参加し、このキャラがダウンせず、対戦キャラがダウンしたバトル終了時、併記された効果を処理する。


■基本能力:チャージ[枚数](2021/12/23 追記)
○効果型
 誘発型

○効果
 このキャラが登場したとき、自分のデッキを併記された枚数まで破棄できる。自分のゴミ箱のカードを併記された枚数までこのキャラの下に「チャージ」として置く。

NOTES:「チャージ」として置かれたカードは「チャージ」として支払うことができます。他の下に置かれたカードと混ざらないよう管理して下さい。



1200 その他
☆その他
■その他
□自動的な循環処理の制限
 下記の例ように処理がプレイヤーの宣言を挟むことなく循環する場合、処理は1週目で(下記例の場合、2の手順の終了後)で終了します。

 1.処理Aを行う
 2.処理Aによって発生した処理Bを行う
 3.処理Bによって発生した処理Aを行う

NOTES:無限処理によりゲームが続行不能になることを阻止する制約です。処理の間にプレイヤーの宣言の機会があり、停止する機会があればこの制限は適用されません。

□ゲーム中1回まで使用可能
 「ゲーム中1回まで使用可能」と記載された効果は、そのプレイヤー1人がゲーム中1回まで使用を宣言できます。
 この特殊な使用回数の制限は、この同番号(アルファベットは無視する)のカードの宣言全てに影響します。
 この情報はプレイヤーに与えられ、カードの破棄、ゲームから取り除かれる等によっても失われません。

※特殊能力・効果を追加・コピーするカードについて、追加している元のカードが同番号であれば、同一の効果と見なします。


□ゲーム中1回まで処理可能(2021年12月23日追記)

 「ゲーム中1回まで処理可能」と記載された効果は、そのプレイヤー1人がゲーム中1回まで処理・誘発できます。
 この特殊な使用回数の制限は、この同番号(アルファベットは無視する)のカードの処理全てに影響します。
 この情報はプレイヤーに与えられ、カードの破棄、ゲームから取り除かれる等によっても失われません。

※特殊能力・効果を追加・コピーするカードについて、追加している元のカードが同番号であれば、同一の効果と見なします。
1201 その他:切札
■その他:切札

 [切札]と記載された効果を処理した処理したプレイヤーは、以降、[切札]と記載された効果全てを宣言・解決・処理・誘発できません。
 この特殊な使用回数の制限は、[切札]と記載された全ての効果に影響します。
 この情報はプレイヤーに与えられ、カードの破棄、ゲームから取り除かれる等によっても失われません。

NOTES:処理した時点で適用される点に留意して下さい。効果の解決に失敗した場合(効果が処理されなかった場合)については[切札]の制限は適用されません。
1500 処理:処理
☆処理
■処理
○使用者
 効果の使用者が、処理の使用者です。

○処理者
 特に指定が無い場合、処理の使用者が処理の処理者です。

NOTES:処理がキャラの選択等を要求する場合に、使用者と処理者が分かれます。

○処理順序
 効果に複数の処理が記載されている場合、記載順に処理します。

○任意処理
 「・・・できる」と記載されている処理については、その処理の処理者が処理を行うか否かを選択できます。

○否定の優先
 処理の禁止(「・・・できない」)情報を得ている場合、禁止されている処理を行うことはできません。禁止は他の処理(「・・・できる」「・・・する」)等に優先します。

NOTE:誘発のタイミングの記載を行っておりますが、誘発のタイミングであって解決のタイミングでないことに留意して下さい。誘発の解決は行われている宣言もしくは解決が全て終了した後に行われます。
1510 処理:移動
■処理:移動
○移動
 カードをカード置き場から、他のカード置き場に移動する処理を総括して「移動」と呼称します。
 移動したとき、カードに与えられた情報は失われます。
 (フィールド間の移動は除きます。)

NOTES:ここで言う「移動」は、キャラの移動のことではなく、カードを動かす操作全般のことです。

○公開されたカードの非公開のカード置き場への移動
 公開されているカードが非公開のカード置き場に移動する場合、そのカードは非公開になる前に公開されます。


■処理:移動:破棄
 指定されたカードを指定されたゴミ箱に移動します。
 指定が無い場合、指定されたゴミ箱は指定されたカードの持ち主のゴミ箱です。

1.タイミング :破棄するとき ※シールドの処理
2.手順 :指定されたカードをゴミ箱に移動します。
3.タイミング :破棄したとき

○シールド(2022/10/21 追記)
 破棄するとき、この破棄がバトルによるダメージの場合、デッキの持ち主は自分のシールド置き場のカード1枚を破棄することができます。
 破棄した場合、2の手順は行われません。
 この場合もデッキに1枚ダメージを受けた(破棄した)扱いになります。


■処理:移動:X枚破棄
 破棄の処理を指定された回数、繰り返します。
 指定が無い場合、指定された回数は1回です。

1.手順 :指定されたカードを破棄します。
2.手順 :指定された回数を満たしていない場合1に進みます。

■処理:移動:手札に入れる
 指定されたカードを指定された手札に移動します。
 指定が無い場合、指定された手札は指定されたカードの持ち主の手札です。

1.タイミング :手札に入れるとき
2.手順 :指定されたカードを手札に移動します。
3.タイミング :手札に入れたとき

■処理:移動:X枚手札に入れる
 手札に入れる処理を指定された回数、繰り返します。
 指定が無い場合、指定された回数は1回です。

1.手順 :指定されたカードを手札に入れます。
2.手順 :指定された回数を満たしていない場合1に進みます。

■処理:移動:手札に入れる:ドロー
 指定されたデッキの指定された位置のカード1枚を、指定された手札に入れます。
 指定が無い場合、指定されたデッキは使用者のデッキ、指定された位置は一番上、指定された手札は使用者の手札です。

1.タイミング :ドローするとき
2.手順 :指定されたデッキの指定された位置のカード1枚を、使用者の手札に移動します。
3.タイミング :ドローしたとき

■処理:移動:手札に入れる:ドロー:X枚ドロー
 ドローの処理を指定された回数、繰り返します。
 指定が無い場合、指定された回数は1回です。

1.手順 :指定されたデッキから1枚ドローします。
2.手順 :指定された回数を満たしていない場合1に進みます。

■処理:移動:デッキにカードを置く
 指定されたカードを指定されたデッキの、指定された位置に移動します。
 指定が無い場合、指定されたデッキは処理者のデッキ、指定された位置は一番上です。

1.タイミング :デッキにカードを置くとき
2.手順 :デッキにカードを移動します。
3.タイミング :デッキにカードを置いたとき


■処理:移動:シールド+1(2022/10/21 追記)
 指定されたゴミ箱のカードを指定されたシールド置き場の指定された位置に移動します。
 指定が無い場合、指定されたゴミ箱のカードは処理者のゴミ箱のカード1枚、指定されたシールド置き場は指定したカードの持ち主のシールド置き場、指定された位置は一番上です。

1.タイミング :シールドに置くとき
2.手順 :指定されたカードをシールドの一番下に移動します。
3.タイミング :シールドに置いたとき

■処理:移動:シールド+X(2022/10/21 追記)
 シールド+1の処理を指定された回数、繰り返します。
 指定が無い場合、指定された回数は1回です。

1.手順 :シールド+1を行います。
2.手順 :指定された回数を満たしていない場合1に進みます。

NOTES:シールドは公開されています。

■処理:移動:チャージ+X(X枚チャージする)(2023/02/15 修正・追記)
指定されたデッキを指定された枚数まで破棄し、指定されたゴミ箱のカードを指定された枚数まで、指定されたキャラの下に「チャージ」として移動します。
指定が無い場合、指定された枚数は1枚、指定されたデッキは自分のデッキ、指定されたゴミ箱は自分のゴミ箱、指定されたキャラはキャラ自身です。

1.タイミング :チャージするとき
2.手順 :指定されたデッキを指定された枚数まで破棄できます。<処理:移動:X枚破棄>
3.手順 :指定されたゴミ箱のカードを指定された枚数まで、指定されたキャラの下に置きます。置いたカードは「チャージ」として扱います。
4.タイミング :チャージしたとき


NOTES:チャージは公開されています。
NOTES:デッキを破棄した後に、ゴミ箱のカードをキャラの下に移動する点に留意して下さい。

○チャージの成功

3の手順でキャラの下に1枚以上のカードを置いた場合、プレイヤーはチャージに行ったと扱われます。

NOTES:2の手順でデッキを破棄し、3の手順でカードを置かない場合、チャージは行われなかった扱いになります。
NOTES:3の手順で指定された枚数未満のカードを置いた場合、その枚数のチャージを行った扱いになります。0枚の場合はチャージは行われなかった扱いになります。(例えば「3枚チャージする、チャージしたとき」と記載された場合、チャージした枚数が2枚の場合、2枚チャージした扱いとなります。枚数が不足していますので、チャージしたとき…以降は処理されません。)
1530 処理:デッキ
■処理:デッキ
■処理:デッキ:デッキをシャッフルする
 指定されたデッキをシャッフルします

○シャッフル
 指定されたデッキに置かれた全てのカードを裏向きかつ非公開にし、カードに与えられた情報を全て消失します。
 デッキの順序の情報を破棄し、ランダムに順序の情報を与えます。

 ※通常、この処理は、デッキをシャッフル(かき混ぜる)ことによって行われます。
 ※様式上、シャッフルの対象は省略されますが、暗黙的に直前に操作(閲覧)したデッキをシャッフルします。

NOTES:シャッフルの作業はデッキの持ち主が行うのが望ましいです。精度の高いシャッフルが要求されるのであれば、相手のカットもしくはシャッフルを相手に求めるべきです。

■処理:デッキ:デッキの内容を見る
 指定されたデッキのカード全てを指定されたプレイヤーに対して公開します。内容を見た後、関連する処理を行い、元に戻します。
 指定が無い場合、指定されたプレイヤーは処理者です。
 デッキの内容を見る処理によって、デッキの順序は入れ替わりません。

■処理:デッキ:デッキのカードを見る
 指定されたデッキの指定された位置の指定された枚数のカードを指定されたプレイヤーに対して公開します。内容を見た後、関連する処理を行い、元に戻します。
 指定が無い場合、指定された位置は一番上、指定された枚数は1枚、指定されたプレイヤーは処理者です。

■処理:デッキ:デッキのカード1枚を選ぶ
 指定されたデッキの指定された範囲からカード1枚を選びます。
 選んだ結果を踏まえて続く処理を行います。

■処理:デッキ:デッキからカードを探す
 指定されたデッキのカード全てを指定されたプレイヤーに対して公開し、指定された枚数のカードを選び横に置きます。デッキをシャッフルし、選んだカードに対して指定された処理を続けます。
 指定が無い場合、指定されたデッキは処理者のデッキ、指定された枚数は1枚、指定されたプレイヤーは処理者です。

■処理:デッキ:デッキにダメージを与える
 バトルの結果による破棄を「ダメージ」と呼称します。

■処理:移動:回復
 指定されたゴミ箱のカードを指定されたデッキの一番下に移動します。
 指定が無い場合、指定されたデッキは指定されたカードの持ち主のゴミ箱です。

1.タイミング :回復するとき
2.手順 :指定されたカードをデッキの一番下に移動します。
3.タイミング :回復したとき

■処理:移動:X枚回復
 回復の処理を指定された回数、繰り返します。
 指定が無い場合、指定された回数は1回です。

1.手順 :指定されたカードを回復します。
2.手順 :指定された回数を満たしていない場合1に進みます。

NOTES:ゴミ箱は公開されており、ゴミ箱から移動するカードも公開されます。
1540 処理:ゲーム
■処理:ゲーム
■処理:ゲーム:ウェイクアップ:ウェイクアップで未行動状態に戻らない
 指定されたキャラに、指定されたウェイクアップで未行動状態に戻らない情報を与えます。
 指定されたキャラは、指定されたウェイクアップで未行動状態に戻るキャラとして指定できません。

■処理:ゲーム:ウォームアップ:ウォームアップのドロー枚数を増減
 指定されたプレイヤーに、指定されたウォームアップで指定された内容でドロー枚数を増減する情報を与えます。
 情報を得ている間、指定されたウォームアップは指定された内容でドロー枚数が増減します。
 このウォームアップの修正は累積します。

1570 処理:カード
■処理:カード:ゲームから取り除く
 指定されたカードを、ゲームから取り除きます。
 ゲームから取り除かれたカードはあらゆる情報を消失し、以後このゲームでは使用されません。
 ゲームから取り除かれたカードはお互いのプレイヤーに公開です。

1.タイミング :ゲームから取り除かれるとき
2.手順 :ゲームから取り除きます。
1.タイミング :ゲームから取り除かれたとき

■処理:カード:表にする
 指定されたカードを表にし、お互いのプレイヤーに公開にします。

■処理:カード:裏にする
 指定されたカードを裏にし、お互いのプレイヤーに非公開にします。

■処理:カード:公開する
 指定されたカードを指定されたプレイヤーに公開にします。
 指定が無い場合、指定されたプレイヤーはお互いのプレイヤーです。

■処理:カード:非公開にする
 指定されたカードを指定されたプレイヤーに非公開にします。
 指定が無い場合、指定されたプレイヤーはお互いのプレイヤーです。

■処理:カード:カードを見る
 指定されたカードを指定されたプレイヤーに公開にし、内容を見た後、関連する処理を行い、元に戻します。
 指定が無い場合、指定されたプレイヤーは処理者です。

■処理:カード:カードを横に置く
 指定されたカードをカードの置かれていない「横」1つに置きます。
 横に置かれたカードは裏向きで全てのプレイヤーに非公開です。

 ○横の独立性
 横に置く効果について、カードを置く横は、それぞれ異なる横を利用します。
 横に置かれたカードの扱いは、その効果によって指示され、他の効果がその「横」のカードを指定・処理することはできません。

 ○残存カードの破棄
 横に置いた効果について、横に置かれたカードを横から移動するタイミングの指定が併記されていない場合、その効果の処理が完了した時点で、横に置かれたカードを破棄します。

■処理:カードを使用する(登場する)
 指定されたカードを使用します。

 ・カードの使用に伴う宣言・解決の処理を行います。
 ・特に記載無い限り使用代償の支払いや対象の指定、制限等も適用されます。
 ・対応宣言のタイミングは提供されません。
 ・誘発効果の解決は行われません。

1580 処理:キャラクターカード
■処理:キャラクターカード
■処理:キャラクターカード:行動済み状態にする(行動済みにする)
 指定されたキャラクターカードの行動状態の情報を行動済み状態に変更します。

1.タイミング :行動済み状態にするとき
2.手順 :指定されたキャラクターカードの行動状態の情報を行動済み状態に変更します。
3.タイミング :行動済み状態にしたとき

NOTES:この処理は行動済み状態の情報を持つキャラクターカードに対しても処理を行うことができます。また、行動済み状態のキャラを行動済み状態にした場合について、行動済みの処理は成功した扱いとはなりません。


■処理:キャラクターカード:未行動状態にする(未行動にする)
 指定されたキャラクターカードの行動状態の情報を未行動状態に変更します。

1.タイミング :未行動状態にするとき
2.手順 :指定されたキャラクターカードの行動状態の情報を未行動状態に変更します。
3.タイミング :未行動状態にしたとき


■処理:キャラクターカード:能力値修正
 指定されたキャラクターカードに能力値修正の情報を与えます。
 (<効果:能力値修正>を参照)

1.タイミング :能力値修正を与える
2.手順 :指定されたキャラクターカードに能力値修正の情報を与えます
3.タイミング :能力値修正を与えた

○入れ替える
 「能力値を入れ替える」能力値修正は、指定された2種類の能力値について入れ替えを行います。

 ※入れ替えた後に他の処理によって与えられる能力値修正は累積します。

○Xにする
 「Xにする」能力値修正は、指定された能力値をXにします。

 ※Xにした後に他の処理によって与えられる能力値修正は累積します。

■処理:キャラクターカード:移動
 指定されたキャラクターカードを、指定されたフィールドに移動します。

1.手順 :指定されたフィールドにキャラクターカードが置かれている場合、処理を終了します。
2.タイミング :移動するとき
3.手順 :指定されたフィールドにキャラクターカードが置かれている場合、処理を終了します。
4.手順 :指定されたキャラクターカードを指定したフィールドに置きます。
5.タイミング :移動したとき

○同じフィールドへの移動
 移動元フィールドと、移動先フィールドが同じ場合、「移動するとき」「移動したとき」のタイミングは提供されません。

NOTES:キャラクターカードのフィールド制限は無視できます。

○異なる持ち主のフィールドへの移動
 移動元フィールドと、移動先フィールドの持ち主が異なる場合、キャラクターの使用者は異動先フィールドの持ち主に変更されます。

■処理:キャラクターカード:X体移動
 移動の処理を指定された回数、繰り返します。
 指定が無い場合、指定された回数は1回です。

1.手順 :指定されたキャラクターカードを指定されたフィールドに移動します。
2.手順 :指定された回数を満たしていない場合1に進みます。

■処理:キャラクターカード:入れ替える
 指定された範囲のキャラクターカードを、指定された順序に入れ替えます。

1.タイミング :入れ替えるとき
2.手順 :指定された範囲のキャラクターカードを全て場から取り除きます。
3.手順 :指定された範囲から、キャラクターカードの移動先を指定された順序通りに指定します。同じ場所を2度指定することはできません。
4.手順 :キャラクターカードを3で指定した位置に置きます。
5.タイミング :移動したとき
6.タイミング :入れ替えたとき

○移動したとき
 2~4の手順により、異なる位置に置かれたキャラクターカードにそれぞれについて「移動したとき」タイミングを提供します。

○タイミングの提供の禁止
 2~3の間にタイミングは提供されません。

■処理:キャラクターカード:特殊能力を得る
 指定されたキャラクターカードに、指定された特殊能力の情報を与えます。
 この情報を得ている間、指定されたキャラクターカードは指定された特殊能力を得ます。

■処理:キャラクターカード:特殊能力を失う
 指定されたキャラクターカードに、指定された特殊能力を失う情報を与えます。
 この情報を得ている間、指定されたキャラクターカードは指定された特殊能力を消失します。

■処理:キャラクターカード:特殊能力を使用できない
 指定されたキャラクターカードに、指定された特殊能力を使用できない情報を与えます。
 この情報を得ている間、指定されたキャラクターカードの指定された特殊能力を主要素とする特殊能力を使用する行動は宣言できません。

NOTES:使用できないだけで、特殊能力そのものは残っています。また、常時型の特殊能力には実質的に影響しません。

■処理:キャラクターカード:基本能力を得る
 指定されたキャラクターカードに、指定された基本能力の情報を与えます。
 この情報を得ている間、指定されたキャラクターカードは指定された基本能力を得ます。

■処理:キャラクターカード:基本能力を失う
 指定されたキャラクターカードに、指定された基本能力について基本能力を失う情報を与えます。

1600 処理:バトル
■処理:バトル
■処理:バトル:バトルを中断する
 進行しているバトルを中断します。

1.タイミング :中断するとき
2.手順 :バトルの中断を行います。
3.タイミング :中断したとき

■処理:バトル:バトル参加キャラの操作:参加キャラに指定する
 指定されたキャラクターカードまたはプレイヤーに参加キャラに指定する情報を与えます。
 この情報を得ている間、指定されたバトルの防御または攻撃の行動の宣言タイミングで、攻撃プレイヤーまたは防御プレイヤーは、指定されたキャラを主要素とする、防御または攻撃の宣言を行わなければいけません。

■処理:バトル:バトル参加キャラの結果の操作:参加キャラに指定できる
 指定されたキャラクターカードまたはプレイヤーに参加キャラに指定できる情報を与えます。
 この情報を得ている間、指定されたバトルの防御または攻撃の行動の宣言タイミングで、攻撃プレイヤーまたは防御プレイヤーは、指定されたキャラを主要素とする、防御または攻撃の宣言を行うことができます。
 この処理は行動済み状態のキャラ・配置フィールド等により、本来参加キャラに指定できないキャラをバトル参加キャラにすることができます。

■処理:バトル:バトル参加キャラの結果の操作:参加キャラに指定できない
 指定されたキャラクターカードまたはプレイヤーに参加キャラに指定できない情報を与えます。
 この情報を得ている間、指定されたバトルの防御または攻撃の行動の宣言タイミングで、攻撃プレイヤーまたは防御プレイヤーは、指定されたキャラを主要素とする、防御または攻撃の宣言を行うことができません。

■処理:バトル:バトルの結果の操作:ダウンする
 指定されたキャラクターカードまたはプレイヤーにバトルの結果、ダウンする情報を与えます。
 この情報を得ている間、指定されたバトルの結果の手順で、ダメージの判定が行われる場合、指定されたキャラはダウンと判定されます。

■処理:バトル:バトルの結果の操作:ダウンしない
 指定されたキャラクターカードまたはプレイヤーにバトルの結果、ダウンしない情報を与えます。
 この情報を得ている間、指定されたバトルの結果の手順で、ダメージの判定が行われる場合、指定されたキャラはダウンと判定されません。

■処理:バトル:バトルの結果のデッキへのダメージの増減
 指定されたバトルの結果について、デッキへのダメージを増減する情報をプレイヤーに与えます。
 このバトルの結果の手順で、デッキへのダメージの判定が行われる場合、その結果を指定された量だけ増減します。
 この情報は累積します。

 ※デッキへのダメージの判定が行われない場合、デッキにダメージは与えられません。