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試験によく出るリセ講座「誘発効果」

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試験によく出るリセ講座「誘発効果」
2018.05.10
 皆さんこんにちは。当授業は「そろそろ細かいルールも把握しておきたい」という向学心溢れる皆様のために、指摘されがちなルールを重点解説するスキルアップ講座です。
 皆様の成績の向上に繋がりましたら幸いです。宜しくお付き合い下さい。

 さて本日のテーマは「誘発効果」です。

 能力欄に[誘発]と記載されているのが誘発効果です。ざっくり言えば条件を満たすと自動的に処理される効果ですね。主にキャラの能力に記載されています。

 
今日のポイント

・処理中でも条件を満たしたら誘発。でも、進行中の処理が全て終わるまでは保留です
・保留した効果が2つ以上ある場合はターンプレイヤーが順番を選べます
・誘発するのは1ターンに1回まで。しかも強制!
 
誘発処理は割り込まない

 誘発効果は効果に記載された条件を満たすと誘発します。他の効果処理中でも、条件を満たした時点で誘発します。
 でもちょっと待って下さい、誘発したからといってすぐに効果が処理されるわけではないのです。

 誘発した効果は、誘発したあと一旦保留され、進行中の処理が終わってから処理されます。
 


 誘発効果が処理されるタイミングは下記のように規定されています。
 
・誘発時に行われている宣言または、宣言の解決の処理後
・ターン・フェイズ・バトルの開始時、終了時
 フェイズ:ウェイクアップ・ウォームアップ・メインフェイズ・エンドフェイズ
 バトル:バトル、バトル中宣言タイミング

 例えば、カードの使用を宣言している最中に誘発した場合は、その宣言の処理が終わった直後に誘発します。解決中でしたらその解決の処理の終わった直後ですね。
 


 特に注意したいのはバトルの結果の計算をしたときです。
 バトルの結果、キャラクターがダウンをしたりデッキが破棄されたりしますが、これによって誘発した効果は全て、バトルの解決が終わった後に処理されます。
 
 
処理の順序はターンプレイヤーが決める

 処理中に2つ以上の効果が誘発してしまったら、この場合は、ターンプレイヤーが指定した効果から処理していって下さい。
 


「処理が終わりました。誘発している効果がA・Bと2つあります。まずBを処理します。」

<Bを処理する>

「残ったAを処理します。」

<Aを処理する>


※上記では割愛していますが、効果が誘発したときは都度その旨を伝えてプレイヤー間で共有しましょう。

 バトルの解決時の誘発も同様です。バトルの処理後に誘発している効果を1つずつ解決します。バトル解決時に誘発した効果とバトル終了時に誘発した効果の処理が同時の点に注意して下さい。
 


 では、効果の処理中にさらに別の誘発効果が誘発してしまった場合はどうでしょう。この場合は未処理の誘発効果にさらに新たな誘発効果を加えて順序を決めます。

 なお、効果の処理は1つずつ選んで処理して下さい。最初に全ての順序を決める必要はありません。
 


「誘発している効果がA・Bと2つあります。まずBを処理します。」

<Bを処理する。その際、新たに誘発効果Cが誘発>

「誘発している効果がA・Cと2つになりました。ではCを処理します。」

<Cを処理する>

「残ったAを処理します。」

<Aを処理する>
 
 
誘発効果は1ターンに1回まで。しかも強制です。

 誘発効果は1ターンに1回までしか誘発しません。1度誘発すると次のターンまでは使用できないのです。

 さらに誘発効果は条件を満たすと自動的かつ強制的に誘発します。
 「今は使いたくないなー」と思ったとしてもダメです。絶対に誘発してしまいます。

 意図しないタイミングで誘発したとしても、そのターンはもう使えなくなってしまうのです。

 更に注意が必要なのは1つの効果処理中に2回条件を満たす場合ですね。この場合も、最初に条件を満たした1回分しか誘発しません。
 

(記事:中の人)