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試験によくでるリセ講座「バトルの手順」

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試験によくでるリセ講座「バトルの手順」
2018.05.20
 皆さんこんにちは。当授業は「そろそろ細かいルールも把握しておきたい」という向学心溢れる皆様のために、指摘されがちなルールを重点解説するスキルアップ講座です。

 2回目のテーマはバトルの手順です。バトル関連のルールには様々な要所がありますが、今回はバトルの開始から終了までの流れをおさらいします。
 
今日のポイント

・バトルは「攻撃の宣言」を解決することで開始します。
・バトル中の行動の宣言は、バトル中宣言タイミングで行います。
・バトル終了時までがバトル中です。
 
攻撃の宣言が成功したらバトルの開始

 攻撃の宣言の解決が成功することで「バトル」が開始します。

 「攻撃」は「行動の宣言」です。キャラの登場や能力の使用と同様、自ターンのメインフェイズに宣言を行い、解決します。
 


 相手の攻撃の宣言に対応して行動の宣言を行うことも可能です。対応した宣言の解決は、他の行動の宣言同様、攻撃の解決前に処理されます。
 

 対応した宣言で攻撃キャラを破棄したり、異なる列に移動した場合、宣言時に指定した攻撃キャラの列が対象「攻撃キャラの置かれている列」を満たすことができず、攻撃の宣言の解決は失敗します。

 ただし、対応した宣言で攻撃キャラを行動済み状態にする場合には注意して下さい。この場合、バトルの解決には影響しません。攻撃キャラは攻撃宣言の時点で使用代償として行動済み状態になります、対応した宣言が行われる時点では既に行動済み状態になっており、あらためて行動済み(もしくは未行動)に操作したとしても、攻撃の解決には影響しません。

 
防御キャラの指定は「行動の宣言」ではありません

 攻撃の宣言が成立した場合、バトルが開始します。手続きは大きくわけて3つに分かれます。
 

 まず、防御側のプレイヤー(非ターンプレイヤー)が防御キャラを指定します。
 これは指定するだけの手続きで、プレイヤーによる「行動の宣言」ではありません。宣言タイミングは提供されず、対応で行動の宣言を行うこともできません。

 
バトル中宣言タイミング

 お互いのプレイヤーは行動の宣言を行うことができます。
 防御キャラが指定されていない場合も行動の宣言を行うことができます。

 宣言できる行動は主に下記です。

 ・イベントの使用 ・能力の使用 ・基本能力の使用 ・サポートの使用

 宣言タイミングの構造はメインフェイズと同様です。
 ターンプレイヤーから宣言を行い、行わない場合は非ターンプレイヤーが宣言を行います。ターンプレイヤーが宣言を行わず、かつ非ターンプレイヤーも宣言を行わない場合、次の手順「バトル結果」に移ります。

 


 
例1
攻撃側「サポートを宣言します。」

攻撃側「続けて宣言をしません。バトル結果の処理に移ります。良いですか?」

防御側「私も宣言をしません。バトル結果の処理に移りますね。」

<バトル結果の処理>

例2
攻撃側「サポートを宣言します。」

攻撃側「宣言することがないので、バトル結果の処理に移ろうと思います。良いですか?」

防御側「それでは、私はイベントの使用を宣言します。」

攻撃側「それではまた私からですね。私は能力を使用します。」

攻撃側「以上です。宣言をせず、バトル結果の処理に移ります。良いですか?」

防御側「はい、私も宣言をしません。バトル結果の処理に移りますね。」

<バトル結果の処理>
 

 非ターンプレイヤーが宣言を行った場合、バトルは結果の処理に進まず、バトル中宣言タイミングのままターンプレイヤーが宣言を行う点に留意して下さい。ターンプレイヤーが結果へ進むことを選択し、続けて非ターンプレイヤーも同意した場合にのみ、結果の処理に進みます。


 
バトルの終了・バトル中

 バトルの結果を計算し、処理し、バトル終了です。

 なお、誘発効果などの条件として表記される「バトル中」は、バトル開始後からバトル終了時までを指します。

 防御キャラの指定~バトル結果~バトル終了時およびバトル終了時に誘発する処理が全て解決されるまではすべて「バトル中」です。
 
 
おまけ「攻撃宣言」

 攻撃の宣言は厳密には下記のように規定されています。
 かえってわかりにくいかもしれません。ご参考程度に。

 
行動が許可される宣言タイミング 自分がTP(ターンプレイヤー)のメインフェイズ
行動の主要素の指定 次の条件を全て満たすキャラクターカード1枚を指定します。
・自分のAFに置かれているキャラクターカード
・未行動状態のキャラクターカード
・「登場ターン制限」の情報を持たないキャラクターカード
対象 次の条件を全て満たすフィールド1つを指定します。
・バトルの対象として指定したキャラクターカード1枚が置かれている列。
要求する使用代償 主要素を行動済み状態にします。
 
※行動の主要素 = 行動の宣言を行う際、最初に指定が必要です。主要素が無ければ宣言を開始できません。
※対象 = 宣言時に「宣言の対象」として指定する要素です。宣言型能力で黄文字で書かれているものと同じです。
※要求する使用代償 = 宣言時に支払いを要求される使用代償です。


 バトルの使用代償は[T]ではない点に留意して下さい。コスト効果等で[T]を賄ったとしても支払いを行うことはできません。また、登場ターン制限を持つキャラは[T]の支払いの対象に指定できませんが、攻撃の宣言は適切な攻撃キャラを主要素として指定できなければ、宣言自体を行うことができません。

(記事:中の人)