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【初心者向けVol.23】気になるルールや能力を紹介! in サガプラネッツ1.0 前編

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【初心者向けVol.23】気になるルールや能力を紹介! in サガプラネッツ1.0 前編
2022.12.2
みなさんこんにちは、デッキラボ研究員です。
今回は初心者目線で気になるルールや能力について、
「Ver.サガプラネッツ 1.0」で登場したカードを例に紹介していきます。
今回は【雪属性】【月属性】【花属性】です。
それでは、いってみましょう!!

「Ver.サガプラネッツ 1.0」のカードリストはこちらからチェック!
https://lycee-tcg.com/card/?
【雪属性編】
・複数の[誘発]能力が同時に誘発したら、どうやって解決するの?

 
《成金お嬢様 城ヶ崎 絢華》《ミナ カミナル・ル・プルテア・ソルティレージュ・シスア》には共通した「コストが1点以上のイベント・手札宣言能力を使用したときに誘発する」能力があります。
このキャラたちが並んでいるときに、能力が誘発した場合、どういった手順で解決していくのでしょうか。

まず、[誘発]能力は特に記載されていない限り、その効果は1ターンに1回しか誘発しません。そして条件を満たすと自動的に誘発することになります。
そのため、誘発条件が同じカードが並んでいる場合、同時に誘発するというシチュエーションは多くなるでしょう。
今回の2枚の場合、誘発する条件となった「コストが1点以上のイベント・手札宣言能力」の解決の処理を終えた後に、《成金お嬢様 城ヶ崎 絢華》のAP+1/DP+1/DMG+1する能力、《ミナ カミナル・ル・プルテア・ソルティレージュ・シスア》のAP+1/DP+1/DMG+1する能力から、そのターンのプレイヤーが選んだ好きな方から解決していくことになります。
[誘発]能力の解決は誘発したからといって、カードの能力に割り込むことはしないので、注意しましょう。

誘発能力についてさらに詳しく確認したい方は、こちらもチェック!
試験によく出るリセ講座「誘発効果」
https://lycee-tcg.com/blog/article.php?number=601

・破棄と除外はどう違うの?
 
《バニッシュ》は相手キャラを破棄できるカードですが、自分が手札を1枚破棄することで、相手キャラを破棄する代わりに除外することができます。
この2種類の行為にはどういう違いがあるのでしょうか。

リセでは基本的に相手のキャラをバトルでダウンさせることと、能力による破棄や除外などの対処を行っていくことでフィールドを空けていくことになります。
その中でも能力による対処は優秀で、バトルするというひと手間を省くことができます。
しかしカードの中には《エル エロイナ・ディ・カバリェロ・イスタ》などの「味方キャラを相手の効果で破棄したとき」に[誘発]する能力もあります。
そういった破棄をしづらいキャラに対して除外という手段での対処を行っていけるのが、大きな違いです。
ただし、どちらも場を離れた時に発動する[ペナルティ]は発動させてしまうので注意しましょう。
【月属性編】
・能力でフィールドにカードを登場させたり配置したりするときにコストは必要?

 
《メリークリスマス! 小坂井 綾》には[月]をコストに支払うことでゴミ箱から手札宣言能力を持つキャラ1体を登場させる[手札宣言]能力があります。
この能力でキャラを登場させるのに、コストは必要なのでしょうか。

キャラの登場やイベント、能力などの使用という行為には必ず表示されたコストを支払う必要があります。
したがって例に挙げた場合でも、コストは必要です。
それは、通常の手札から登場させる場合でも、能力によってゴミ箱から登場させる場合でも変わりません。
ただし《月影怪盗ミス・アルテ 有瀬 かぐや》などの「無償で配置できる」のように「無償で」と書かれた能力があり、コストを支払わずに登場や配置をすることができるものもあるので、しっかりと能力を確認しておきましょう。

・相手の攻撃宣言に対応しての宣言は防御の前?後?

《私だけの特別 玖音 彩乃》の[切札]能力は、相手の攻撃宣言に対応して使用します。
この能力は具体的にいつ使用すればいいのでしょうか。

攻撃の宣言は、ターンプレイヤーが攻撃したいキャラをメインフェイズに行動済みにして、攻撃の宣言を行うことで発生します。
その後、対応をする宣言タイミングを挟み、そこで発生した能力の解決を行ったあと、攻撃キャラが破棄されてフィールドから離れていたり、異なる列に移動していていないのであれば、攻撃の宣言の成立です。
そしてバトルが開始され、防御側のプレイヤーが防御キャラの指定をする流れになります。
したがって、ここでの攻撃の宣言に対応というのは、相手の攻撃キャラが行動済みになり、自分が防御キャラを選ぶ前の宣言タイミングです。

攻撃の宣言には対応して宣言ができ、能力の解決をした後に防御キャラを指定する、という流れを覚えてしまいましょう。
非対称のため勘違いしやすいルールになりますが、防御キャラを指定することはプレイヤーの行動の宣言ではないため、それに対して対応で行動の宣言をすることはできません。
その後にバトル中での宣言タイミングがあるため、そこで改めてイベントや能力の使用、サポートを行うことができます。
【花属性編】
・カードの能力によって得た能力値の修正と能力はいつまで有効?

 
アイテムの《振り袖》を装備しているキャラは、その能力により能力値の修正と[ペナルティ]を得ることがあるでしょう。
このカードの2つ目の[宣言]能力によるDP+2と[ペナルティ]は宣言してからどのタイミングまで有効になっているのでしょうか。

基本的には、1つ目の[宣言]能力のようにいつまでと指定されていない能力や、能力により変化しているDMG・AP・DP・SPの能力値の修正はそのターンの終了フェイズに元に戻ります。
また《振り袖》の[ペナルティ]など能力によって得られている基本能力なども同じタイミングであるそのターンの終了フェイズに失われます。
ただし同じアイテムでも《怪盗衣装》のような[常時]能力で能力値が修正されている場合は、そのアイテムがフィールドを離れない限り、終了フェイズに元に戻ることはありません。

・[コスト]能力はどういった手順で使用すればいいの?
 
《同じクラスのギャル 妃 玲奈》は、イベントと手札宣言能力の使用にのみ支払える[花][花]を発生する[コスト]能力があります。
この能力というのは具体的にいつ、どうやってコストとして使用する形になるのでしょうか。

キャラの登場やイベント、手札宣言能力の使用など、行動を宣言する際コストを支払う必要がある場合に、[コスト]能力を宣言して支払いに含めることができる、という形になります。
このタイミングでは[コスト]能力のみが解決されるため、他の対応は全て行動の宣言が終わった後に挟み込むことになります。
《同じクラスのギャル 妃 玲奈》を使う場合の例を見てみましょう。
《深窓のご令嬢 有瀬 あてな》の[手札宣言能力]を使用するためにまず、《同じクラスのギャル 妃 玲奈》の[コスト]能力を宣言してデッキを1枚破棄し、[花][花]を発生、要求されている[無][無]の支払いに使います。
そして残りの[雪][雪]を手札から支払い、デッキから1枚破棄することで、《深窓のご令嬢 有瀬 あてな》の[手札宣言能力]の宣言が成立するという形になります。
いかがでしたでしょうか?
今回は「初心者目線で気になるルールや能力」についてご紹介しました。
もっと詳しいルールが知りたい方は以下のURLをチェックしてみてください。
https://lycee-tcg.com/rule/
今回も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
次回は【宙属性】と【日属性】のカードを例にした後編になります。
それでは、次回もお楽しみに!