今回は「Ver.アクアプラス2.0」で追加されたカードによって強化された、雪属性で構成された雪単ミックスデッキの解説をします!
以前ご紹介した「【サンプルデッキ】『うたわれるもの シリーズ』限定 雪単デッキ」をご覧になりたい方はこちらをチェック!
【サンプルデッキ】『うたわれるもの シリーズ』限定 雪単デッキ
https://lycee-tcg.com/blog/article.php?number=4048
【デッキ概要】
〈デッキレシピ〉[このデッキから新しいデッキを作る(発売日以降有効)]
枚数 | 番号 | カード名 | Rare | Ver |
---|---|---|---|---|
4 | LO-1740 | 学園のアイドル 小木曽 雪菜 | SR | AQP |
2 | LO-2870 | 3年の先輩 天羽 みう | SR | PAL |
4 | LO-3252 | 月下美人 桜小路 ルナ | SR | NAV |
4 | LO-3841 | 天から落ちてきた少女 トウカ | SR | NEX |
4 | LO-4135 | 馴れ馴れしい後輩 聖 橘花 | SR | SP |
4 | LO-4409 | 生意気なエルフの新米刑事 クラリス・ツァインブルグ | SR | DG |
4 | LO-5031 | 神出鬼没の不思議な双子 ウルゥル&サラァナ | SR | AQP |
4 | LO-5032 | ミス峰城大付属 小木曽 雪菜 | SR | AQP |
4 | LO-5033 | 新進気鋭の人気歌手 森川 由綺 | SR | AQP |
4 | LO-5054 | 水先案内人 サヨリ | R | AQP |
1 | LO-5055 | 人工知能原型機 アマテラス | U | AQP |
4 | LO-5057 | エンナカムイの青年 オシュトル | R | AQP |
4 | LO-5058 | アーヴァ=シュランよりの逃亡 シューニャ | R | AQP |
4 | LO-5059 | イヅモ太守の娘 ムネチカ | R | AQP |
4 | LO-5062 | 前期クラス委員長 杉浦 小春 | R | AQP |
4 | LO-5065 | 子供のような容姿と性格 観月 マナ | R | AQP |
1 | LO-5168 | 刻ノ代贖 | C | AQP |
使用代償に[T]を持つキャラを未行動にする《刻ノ代贖》により、ドローや能力値を強化する効果を使用しながら、より安定したゲーム展開ができるようになりつつ、デッキとしての防御力もしっかり確保された、まとまりの良い構築となっています。
以前ご紹介した「『うたわれるもの シリーズ』限定 雪単デッキ」と比べると、手札を増やしたり、相手キャラを除去したりする能力を持つ《生意気なエルフの新米刑事 クラリス・ツァインブルグ》や《ミス峰城大付属 小木曽 雪菜》などが採用できるため、能力値でのバトル以外でも戦えるようになりました!
【キーカード解説】
①:《アーヴァ=シュランよりの逃亡 シューニャ》、《刻ノ代贖》
《アーヴァ=シュランよりの逃亡 シューニャ》は、デッキの軸である《刻ノ代贖》を配置する能力に加え、登場時のドロー能力によって少ない手札で場を埋めることが可能なキャラです。
彼女の[T]能力は単体では強力な効果ではありませんが、後述する様々なカードと組み合わせることで強力な動き方が可能になるのが強みです。
《刻ノ代贖》は相手ターンに最大3体もの味方キャラを未行動にすることができるエリアです。
これにより自ターン中に使用代償に[T]を含む能力を使ったキャラを未行動にすることで、相手の攻撃を非常に防御しやすくなっています。
加えて能力の使用代償に[T]を含む味方DFキャラのDPを+1する常時効果により、鉄壁の布陣となるでしょう!
また味方キャラ1体に[アグレッシブ]を与える効果があり、直前の自分のターンに登場したばかりのキャラでも使用代償[T]の能力を相手ターン中でも使用することも可能です。
後述するキャラに自ターン中に[アグレッシブ]を与えることができるキャラもいますが、相手ターン中までは得たままにならないため、痒い所に手が届く効果となっています。
②:《エンナカムイの青年 オシュトル》、《イヅモ太守の娘 ムネチカ》
味方キャラの能力値を大幅に強化することができる能力を持つキャラたちです。
《エンナカムイの青年 オシュトル》は、味方キャラが使用代償に[T]を含む能力を使用したときに味方キャラ1体のAPかDPを+1することができます。上昇する数値が+1と少々物足りないように見えますが、1ターンに3回まで処理することができるため、複数回使用することで、細かく相手や状況に合わせて、味方キャラの能力値を調整することができるでしょう!
さらに自身も使用代償に[T]を含む能力を有しており、こちらは味方キャラのAPかDPを+2することができるため、上記の能力と組み合わせれば、最大APやDPを+5することもでき、よりバトルを有利にしてくれること間違いなしです。
ほかにも[宣言]能力により「味方キャラ1体を未行動にする」もしくは「そのキャラが[アグレッシブ]を得る」のどちらかを選択することができる能力を持っています。「味方キャラを未行動にできる」ということはため、再度使用代償に[T]を含む能力を使用したり、サポートしたりすることができるようになりますし、「[アグレッシブ]を得る」を選択した場合には、登場ターン制限を無視して使用代償に[T]を含む能力を使用することができるようになるでしょう!
《イヅモ太守の娘 ムネチカ》は、使用代償に[T]を含む[宣言]能力により、味方キャラのAPかDPを+3もすることができる能力を持っています。基本的にこれらの使用代償に[T]を含む能力は、登場したターンには使用できませんが、1つ目の[宣言]能力により、このキャラがDFに登場していれば[アグレッシブ]を得ることができるため、即座に味方キャラを強化することができるようになります。
元々の能力値も優秀なので、前述した《刻ノ代贖》と組み合わせて、味方キャラを強化する能力を活かしていきたいです!
③:《生意気なエルフの新米刑事 クラリス・ツァインブルグ》、《ミス峰城大付属 小木曽 雪菜》
手札を増やすことができる使用代償に[T]を含む能力と、相手キャラを破棄する能力の2種類を持つキャラたちです。
《生意気なエルフの新米刑事 クラリス・ツァインブルグ》は、1つ目の[宣言]能力により、最大3回まで1枚ドローすることができるため、手札の枯渇を防ぐことに大きく貢献してくれます。チャージが既に3枚ある場合は、手札を増やすことができなくなりますが、2つ目の宣言能力により、APとDPの両方を+2することができるため、攻防において味方キャラのバトルを大きく支えてくれるでしょう!
ほかにも3つ目の[宣言]能力では、相手のキャラをデッキの下に置くことができるため、バトルでは対処できないキャラなどが相手のバトルエリアにいる場合は、この能力で対処していきたいです。
《ミス峰城大付属 小木曽 雪菜》は、1つ目の[宣言]能力により、最大で4枚も手札を増やしてくれますが、手札を増やす以外にも「時の魔法」置き場のカードを増やすことができるという役割もあります。「時の魔法」置き場のカードを増やせば増やすほど、2つ目の[宣言]能力により、「時の魔法」置き場の枚数の半分の枚数のEX2のキャラをゴミ箱からデッキの下に置くことができるため、ゲーム終盤に使用すれば、大きく相手とのデッキ枚数に差を付けることができるでしょう!
ほかにも、前述した《生意気なエルフの新米刑事 クラリス・ツァインブルグ》と異なり[手札宣言能力]にはなりますが、相手キャラを破棄することができるため、状況に応じて「登場させる」か「[手札宣言能力]を使用する」かを選択すると良いでしょう!
【デッキの基本的な動き】
●引き直し
引き直し基準は、《アーヴァ=シュランよりの逃亡 シューニャ》です。もし手札にない場合は、ゲーム中に一度だけ「モノクロームメビウス」キャラを手札に入れることができる《エンナカムイの青年 オシュトル》や《イヅモ太守の娘 ムネチカ》のどちらかが手札にあれば良いでしょう!
さらに[アグレッシブ]を付与することができる《新進気鋭の人気歌手 森川 由綺》や《エンナカムイの青年 オシュトル》に加え、[T]を使用代償としているドロー能力を持つ《ミス峰城大付属 小木曽 雪菜》などが手札にあればベストです。
●序盤
このデッキは相手に合わせて動きを変えていくデッキなので、相手フィールドのキャラに応じて、味方キャラを登場させていきます。
相手が宙属性などの高い能力値を活かして戦うデッキの場合は、《エンナカムイの青年 オシュトル》の能力を活かしてしっかり守りを固められるように《水先案内人 サヨリ》や《子供のような容姿と性格 観月 マナ》といった、味方キャラの能力値を大きく強化してくれるキャラを優先的に登場させましょう!
逆にそこまで能力値が必要なさそうなタイプであれば、ドロー能力のある《前期クラス委員長 杉浦 小春》などを優先して登場させて、盤石な味方フィールドを作っていきましょう。
相手が素早く攻めてくる場合には、《ミス峰城大付属 小木曽 雪菜》や《馴れ馴れしい後輩 聖 橘花》などのドロー能力を使用したあと、すぐに相手の攻撃を防ぐための防御に回すなどの、柔軟な対応も重要です!
●中盤
相手の動きに合わせてうまく攻撃と防御を行い、状況に応じて[手札宣言能力]や能力で相手キャラを除去していきましょう。
雪属性の特徴である相手キャラの除去に加えて、強力な能力値強化が加わることによって、安定したゲーム進行が可能な点がこのデッキの最大の強みになります!
●終盤
中盤までに理想の動きでゲームが進行できていれば、勝利までは目前です!
[切札]能力や《ミス峰城大付属 小木曽 雪菜》の能力でデッキの枚数を維持しつつ、相手のデッキを先に削り切りましょう。
いかがだったでしょうか?
「Ver.アクアプラス2.0」で追加されたカードによって強化された、雪属性で構成された雪単ミックスデッキのご紹介をしました。
新しいパックの発売で色々なカードを使ってみたいと思うので、今回紹介したデッキを基盤にそれぞれが使いたいカードをデッキに入れるのも楽しみ方の1つなので自分に合ったデッキを構築してみてください!
今回も最後までお付き合いいただいてありがとうございました。
それでは、また次のコラムもお楽しみに!